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フォスター制度

シェルターのない他団体では保護活動の基盤となっている一時預かりのシステム。東京アークではすでに軌道に乗っており、いくつものフォスターファミリーのご協力をいただいていますが、大阪アークでは一部の方を除きほぼ皆無です。

大阪府能勢町にあるアーク本部には保護、飼育できる環境があり、常時500頭前後の動物がいます。スタッフは事務職やメンテナンスなども合わせて総勢30名弱。休みを交代に取りつつ、各担当に分かれてお仕事させていただいています。しかしながら、すべての動物のお世話がきちんと行き届いているかと問われれば、私達飼育担当スタッフは自信をもって“Yes”と答えることができません。

能勢の寒空の下でお世話を担当しているスタッフ間で度々出る言葉のひとつに、「大阪にも一時預かりのボランティアさんが欲しいなぁ」の一言があります。


キクs1

ある日保護された仔犬4頭のケースです。
母犬は野良犬。仔犬達はその血を受け継いでいるため、人に対する警戒心が非常に強く、触られる事を極度に怖がります。このままでは里親さんに出しても人間社会で共生していく事は困難で、犬も里親さんも楽しく暮らすことはできないでしょう。今のうちに人に慣れさせ、社会化が必要なことは明らかです。

犬の躾でいつもアドバイスをくださるKENKEN CLUBの津田先生に相談し、細かいアドバイスをいただいたものの、担当スタッフはその他の仕事ですでにオーバーフロー状態。社会化のトレーニングまで手が回らないと嘆いていました。日々成長している今日一日一日が大切なのに、できていないことへの焦燥感と力不足による自己嫌悪に駆られる日々…。例えばこんな時に「一時預かりのボランティアさんが居たらなぁ…」って思う訳です。


キクs3

一時預かりをしていただくのに特別な資格はいりませんが、アークの方針に従っていただける事、時間や金銭的な面で少なからず自己負担が発生することへのご理解が条件となり、面接や十分なアセスメントを行い、審査の上、お願いすることになります。

仔犬の預かりの場合は、その子の将来の性質の形成に大きく影響すること、抵抗力が弱く病気になりやすい事を考慮し、より慎重にならざるを得ません。主な条件としては、「留守番がない(少ない)」、「健康管理、治療、もしもの時の安楽死など、アークの方針に従える」、「診察や不妊手術、里親さんへの紹介等、必要時にアークやアークかかりつけの動物病院まで搬送できる」、よって、「車で1〜1時間半以内に居住している」などです。

預かっている子に伝染病などの病気が見つかったり、仔犬の場合は成長過程で急に障害が現れる場合もあります。それらの場合、獣医師の診断を踏まえ、その子のQOLと将来性を精査し、安楽死を選択する場合もあります。生かすことが最善の選択でないケースもあるのです。将来の事なんて誰にもわからないのですから大変難しい判断ですが、アークの決定に従っていただけるご家庭でないと一時預かりはお願いできません。

どの子でも辛い安楽死。仔犬の安楽死の決断はさらにショックが大きく決断を下す私達も相当傷つきます。自分の家庭で預かった子がそういう状況になる可能性も覚悟しなければいけません。それだけの「強さ」が必要となります。私はアークのスタッフとして働きながら自宅で一時預かりをしていますが、その覚悟は持っているつもりです。


キクs2

はぁー…、こんな重い事書いたら、一時預かりのお申し出なんてないかなぁ…。でも、大切な事だし、必要な事だし、保護できずに日々殺処分されている命の事を思うと伝えないわけにはいきません。

シビアな現実もある反面、それにも増して、里親さんが見つかった時の喜びは言葉にできない程で、やり甲斐と充実感のある役目です。預かった子を幸せにできるだけではなく、飼い主さんとなる方も幸せにできるし、家族というか、親戚が増えていくような、幸せの輪がどんどん広がっていき、自分も幸せを感じられる、フォスター制度はそんなとても素敵なシステムなのです。

人にも犬にもフレンドリーで問題も何もない、すぐに里親さんが見つかりそうな子が、アークに場所がないばかりに引き取れないケースは度々あります。フォスター制度があれば、それらの命も救えるのです。それぞれのご家庭によって預かれる動物の条件をはっきりさせれば、どなたでもできるボランティアです。個人的には、定年退職を迎えたアクティブシニアの、「一生飼い続ける事は難しいが今は時間がたっぷりある」といったご家庭など、理想的ではないかと思っています。

大阪アークではほとんど未経験なフォスター制度。今はまだ手探りの状態だし、クリアしなければならないハードルは多々ありますが、今後、軌道に乗せていきたいシステムです。




≫≫≫お知らせ≪≪≪
2月24日(日)、グリーンドッグ里親会にリースも参加します!
その他、参加予定→ウォンバットノンちゃんトトロ
(動物の体調やその他の都合により変更になる場合があります。)
詳細はコチラ



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犬は喜び庭駆け回る♪

積雪1

昨日のアークの様子です。
皆さまの地域では影響や被害はいかがですか?
・・・なんて、人様の心配をしている余裕は、昨日は全くありませんでした。
喜んでいるのは若い犬達だけ。。。


積雪2

よしの〜!
埋もれているよ、大丈夫?!


積雪3

クロロ〜!
上を向いたら目に雪が入っちゃうね!


積雪4

仔犬達は大喜び♪♪
ジセラ 「この白くて冷たいのなに〜?!」
ニコラ 「ふわふわしてておもしろいね〜!」


積雪6

木の上に積もった雪をジャンプして食べて遊ぶ仔犬達。
いつも自分達でいろいろ遊びを見つけて、ほんと楽しそうだよね。
感心しちゃう。


積雪7_1

おーい、スプちゃん
雪に埋もれて見つけられなくなりそうだからそろそろ帰ろうよぉ。
私達だって、こんな豪雪慣れてないんだから、帰りの運転が心配なんだよぉ。



さてさて、あれだけ積もった雪が夜の間に凍結して、今日の方が大変なのではないかと、
自宅のパソコン前で心配している本日お休みのKKでした。。。
みんな、出勤できてるかなぁ?







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加古川レスキューレポート

加古川5

ARKニュース&イベントで紹介していた加古川の犬猫達のその後を心配されている方も多いと思います。先日、私スタッフK.Kも遅ればせながら現地を訪れることができ、微力ながらお世話にあたらせていただきました。飼主さんは癌に体を蝕まれてご自身がお辛いだろう中、懸命に犬猫の世話を続け、私達にも大変明るく接し、労ってくださいました。


よくある、多頭飼育で手に負えなくなるケースと言えば、不妊手術をしていなくて鼠算式に増えてしまったとか、金儲け目当ての繁殖家で管理が行き届かなくなるとか、いわゆる“収集家”とか・・・。そのほとんどは、「ずさん」「利己主義」「無責任」といった言葉で要約できるケースです。


加古川7

しかし、この加古川のケースは違います。
家の前に繋がれて捨てられていたなど、どの子も保護した子で、不妊手術や治療など、飼主さんのできうる限りのケアがきちんと行われています。私は、現地を訪れたスタッフから聞いた話や、飼主さんと直接会って、その深く強靭な動物への愛情に心が震え、感銘を受けました。そして、率直に、「なんとかしたい、力になりたい」と思いました。

こんな方が癌で苦しみ、この方だけが頼りな動物達が絶望の淵にあるなんて、神様どうしてですか?
そんな悲痛な気持ちでいっぱいです。


加古川1

猫はほとんどの子が野良猫なみの警戒心の強さで、触ることすらままならず、捕獲や検査ができない子もいました。ほとんどの子はエイズでしたが、人懐こく健康状態もいい子もいました。


加古川6

犬はどの子も飼主さんへの依存度が非常に高く、現地で1頭ずつアセスメントを行った際も、飼主さんや他の子と一緒に居るときは私達に友好的だったのに、単独にされることを極度に嫌がりパニックになる子も多数でした。

なんとか場所を確保し、アークに移送していますが、友好的だった子が攻撃性を示すようになり、現地へ戻さざるを得ない子もでてきました。 現地に戻すと、元の「いい子」に戻り、私達にも気を許してくれました。この子達にとっては、アークという環境は極度のストレス元でしかなく、飼主さんの元が安住の地であることを痛感させられました。


加古川4

当初、飼主さんは、『若くて依存度の低い1頭だけを引き取って欲しい、この子なら里親さんが見つかるだろうから』とおっしゃっていました。それ以外の子は、高齢であること、極度の怖がりであることなどの理由から、自分の元で責任を持って安楽死をするとのことでした。残念なことですが、こういった子に里親さんが見つかるケースは非常に稀で、その現実をよくご存知でした。

なんとか1頭でも多くの子を助けたい、幸せにしたいという想いは誰も同じです。
では、何がその子にとっての幸せなのでしょうか?
もちろん、新たに安住の地をみつけることですが、「高齢」、「怖がり」、「攻撃性がある」といった子が里子に出るケースは非常に低く、ほとんどゼロなのが現実です。その場合、引き取った子はアークで生き続けることになる訳ですが、アークにはいつもたくさんの動物が溢れ、スタッフは日々の世話に追われているため、1頭1頭に理想的な環境とケアを十分施しているとは残念ながら言えないのが現状です。(これは、あくまで私個人の見解ですが・・・)

果たして、それは「助けた」ことになるのでしょうか?
「幸せ」といえるのでしょうか?


加古川8

高齢の場合は特にそうですが、動物は環境の変化や飼主さんと離れ離れになった喪失感や不安など、過度のストレスから体調を崩しやすいものです。アークに引き取られ、大勢の中の1頭となり、苦痛やストレスを抱えてしまってから最期の時を迎えるのと、愛する飼主さんの腕に抱かれ心穏やかなまま眠るのとどちらが幸せなのでしょうか?

答えはひとつではなく、何が正しいとか間違っているとかいう問題でもありません。

私達アークスタッフの中にもそれぞれの考え方があり、飼主さんも悩んでおられます。
ただ、確実に言えることは、誰もが、彼らにとって最善の道を模索し行動しているということです。


加古川2

現在,、飼主さんの体調やその他の複雑な事情等、デリケートな問題を抱えていることも考慮し、現地ボランティアの募集を中断しております。ですが、ご安心ください。飼主さんとは毎日連絡を取り合っており、アークスタッフ、または関係者ができるだけ現地を訪れサポートしています。

今後もできる限り報告していきたいと思っていますが、日々状況が変化し、飼主さん個人の事情も関係しているため、すべてを逐一公にできないことをどうかご理解の上、見守ってくださればありがたく存じます。




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A Happy New Year !!

新年、明けましておめでとうございます。
お年始から里親希望の方やご見学の方が多数訪れてくださり、ありがたいかぎりです。



20070102雪


画像は今日のK1エリアの犬舎です。
そうです!雪が降りました。その風景をみなさまにお伝えしようと思ったものの、ドタバタしていてこんな写真しか撮れず・・・。

朝は晴れていたのに、だんだん雲行きが怪しくなり、一時はしんしんと降り積もり始め、「今日は積もるな」と、覚悟を決めたものの、その後、青空が・・・!積もりかけた雪はあっという間に消えてしまいました。朝晩は犬舎の水飲みバケツも水道も凍ってしまう寒さに変わりはありませんが、積もらなくてよかったぁ。



みなさま、本年もご支援のほどよろしくお願い致します。





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笑顔で乗り切るぞ!

20071127215918.jpg

更新がずいぶん遅れてしまいました。
立て続けに、スタッフが辞めてしまい、余裕の全くない毎日。
日々の仕事、人手のやりくりなどで頭がいっぱい。ブログ用に写真を撮ることも、記事を考えることもできません。


20071127215928.jpg

人手不足は慢性的ですが、さらに拍車がかかってしまいました。
みんなが、いっぱいいっぱいです。


やばい。
こんな時こそ、気持ちに余裕を持って、落ち着いて。


20071127215913.jpg

人間の都合に振り回されるのは、やっぱり、動物達なんですよね。
それが、辛い。。。


そう、こんな時こそ、笑顔で、彼らと接しよう。
彼らを守ってあげないと。


20071127215907.jpg

なんのためにARKで働いているのか、忘れちゃいけない。
こんな時こそ、一致団結!

笑顔で乗り切るぞ!





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動物看護師

稲刈り

日中の暑さにはまだまだ参ってしまうけど、朝晩は涼しくなり、そこかしこから秋の気配を感じます。
ARK周辺は稲刈りの真っ最中。地元の方々は忙しそうです。画像は稲刈りの様子ですが、秋の清々しい感じ、伝わるかな?そして、左下は栗の木です。青いイガ、わかりますか?!


梅くんの飼主になってくれたkiyoさんがコメントを書き込んでくださいました。とても意義ある話題ですので、たくさんの方に知って欲しく、別枠でアップさせていただきます。

kiyoさん、ARKから里子に出たゴル、ゆば、梅のかわいい写真あったら送ってください。
全国の梅くんファンに見せたいです!


−−−−−−梅乃介の里親、kiyoさんからのコメント−−−−−−
梅乃介の飼主です。ちょうど俺がARKを辞職する時、梅はARKに保護され、あの目と仕草(誰からも愛されるキャラ)が気になっていました。以前ARKで働いていたこともあり、そして、梅がARKに来る前に診察していた奈良県王寺市の動物病院が俺の教え子の働いている病院でもあったりして・・そんなこんなで、何か深い「縁」みたいなものを感じて引き取ることを決心しました。
動物看護師の資格を取って8年になります。ずいぶん社会に広まってきたように感じますが、まだまだ、田舎に行けば行くほど獣医師の使いっぱしり、掃除ばかりする雑用係的なニオイが漂っています。現在、動物看護師の資格は国家資格化へ向けて驀進中です。俺もそのために自分ができることを懸命に探し進んでいるつもりです。動物看護師として獣医師にはできない助け方・守り方・幸せの感じさせ方を提供していきたい。動物看護師たちは現場の縁の下で動物たちへ優しさをふりそそいでます。 もし、このブログをみている方々が動物病院へ行くことがありましたら、どうか、獣医師の傍らであくせく動き回っている一生懸命な人に「ありがとう」と気持ちを伝えてください。彼女たち彼らは、さらに最高な看護ができるようになるはずです。

p.s.:仕事を終えて、アパートへ帰ると必ず梅が真っ先に迎えにきてくれます。パパってこんな感じ・・!?(笑)




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残暑お見舞い

20070814104749.jpg



お盆休み、みなさんいかがお過ごしですか?

ARKはいつもどおり、ドタバタと忙しい毎日です。
動物のお世話に盆も正月もありません。
里親希望の方、いつでも越しをお待ちしております!



<<お知らせ>>

管理人転居により、ネット環境が整うまでしばらく更新ができなくなります。
しばらくの間ご迷惑おかけしますが、ご理解とご協力の程お願い申し上げます。

| 未分類 | 20:00 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

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