2020.02.12 Wed
TNR… 殺処分の猫を減らすために
4年前の我が家のことになりますが…
庭に猫が来て金魚を食べてしまう事が発覚!
(今日の写真はアークの子ではありません)

この子にとってのご飯

網を張るとか、追い払うのは簡単ですが、
春に繁殖すると困るな~と思い、
TNRを行う事にしました。
T(トラップ)→捕獲する
N(ニューター)→ 不妊手術をする
R(リターン)→元の場所に戻す
ノラ猫に不妊手術をして増えないようにする活動です。
その後は「地域猫」と称して地域の皆さんで世話をすることも増えてきました。
耳をV字にカットしている子は手術が済んでいることを示しています。
桜の花びらのようなので「さくら耳」と言われます。
そうすることでもし再度捕獲器に入った時に無駄な手術をする必要がなく、猫に負担をかけないようにできます。
耳を切るのは痛々しいですがお腹を切るより負担は少ないです。

しっぽはなぜか両耳カットしてあります。
TNRをする上で大事なのが
捕獲器設置後の手術をしてくれる獣医さんと
相談、予約を済ませておくこと。
捕まえたけど、どうしたらいいですか?
という質問が多いです。

捕獲後、パニックを起こすことがほとんど。
警戒心がとても強いからです。
それなのに手術日まで自宅で過ごさせるというのは猫にも人にも負担が大きすぎます。

捕獲器に入っている猫の視界を遮ることで
少しは不安を和らげることができます。
このように布に包むだけで大暴れすることはなくなります。
獣医さんへの移動はこうすることが鉄則です。
夜仕掛ける→翌日中に手術
活発に行動する夜に捕獲器設置をします。
TNRだと溶けて抜糸する必要のない糸を使います。
ノラ猫としてまた元の生活に戻るので
家庭猫のようにのんびり暮らせません。
車や犬、人の気配に気配りし、傷口をのんびりなめる時間はないそうです。
TNR後、傷口が原因で亡くなった、などは聞かない。
と、TNR活動に力を入れている獣医さんはおっしゃっていました。

命を守りたいという気持ちは大切ですが
「保護する」という行動にはお金も忍耐も負担がかかります。
エサだけあげて保護というのは絶対に止めてください。
殺処分を増やす原因になるという自覚をもってください。
春のノラ猫出産ラッシュを迎える前に
TNRという方法で殺処分対象になる命を減らしたい。
殺処分を減らすには生まれた命を助けることも大切ですが
それ以上に不幸な命を増やさない。ということが一番です。
発信しておきながら申し訳ないのですが
残念ながらアークに獣医さんが勤務していないので
TNR活動のお手伝いができません。
お力になれずごめんなさい

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at 神戸 Green Dog Square
2020年2月22日(土)12時~16時
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ご協力よろしくお願いします。
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at K9ナチュラルジャパン 2月23日(日)13時~16時
at Dog Life Design in 駒沢 3月8日(日)13時~16時
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