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柴犬のチビちゃん(1)

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柴犬のチビを一言で例えると、『元気だけが取り得のガキ大将キャラ』といったところでしょうか。

ARKにやってきたばかりの頃は、見た目のかわいさとは裏腹に、「問題行動の総合商社」でした。「攻撃吠え」、「要求吠え」、「引っ張る」、「キレる」、「咬む?!」…もう、オンパレード。このままではリホームなんて夢のまた夢。セカンドチャンスをつかむためには躾と社会化が必要です。

散歩の時間、掃除の時間、ごはんの時間、犬舎の前を通った時、躾のチャンスはどんなときでも。犬を躾るには、一貫した態度で、理解してくれるまで反復するしかありません。


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中高年男性に対して、激しい攻撃性を見せていたチビ。原因は保護される以前にあった、なんらかの経験によると思われますが、原因を探るより、大切なのは、今その行動を改善することです。

吠える対象の人が見えるとご褒美(フード)を与えました。「苦手なもの」がフードが出る合図。「嫌い」を「好き」へ変える方法です。初めはフードに目もくれず、敵意むき出しで吠えまくっていましたが、少しずつ変化が見られ、今では、散歩中は冷静でいられるようになったし、吠える時でも吠え方に変化が見られ、激しい攻撃性は見せなくなりました。


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いろいろなタイプの人にお散歩をお願いしたり、フードを与えてもらうなどして、チビの様子を観察しながら、いろんな人に慣れさせるようにしています。誰に対しても吠えず、フレンドリーになれたら、里親さんの元へ行っても、たくさんの人からかわいがってもらえます。


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手からフードをあげると、指や手ごと何の遠慮もなしにガブッと食べちゃうチビ。これには2つの方法で対処しました。歯が当たったら「痛い!」とオーバーリアクションを見せ、歯を当てたら痛いことを伝える。または、歯を当てている間はフードを与えず、口の奥へ手を押し込み、口を開け、歯が当たらなくなった瞬間にフードを口の中へ放します。

(でも、チビ、マジで痛いから…。結構苦戦しましたぁ…。)

今はだいぶ上手に食べられるようになりました。テンションがあがっちゃってたり、あげ方によっては、歯が当たって痛い時もありますが、手の平に乗せたら上手に食べられるし、その辺は人間側も工夫や歩み寄りをすべきだと私は思っています。


ん~…。チビの話、長くなっちゃいそうになってきたので、続きはまた後日・・・。




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