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映画『犬と猫と人間と2』

日本中で話題となった、映画『犬と猫と人間と』の飯田基晴監督が、こんどはプロデューサーとして携わった、『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』を観てきました。

前作の鑑賞レポートはこちら>>
http://arknashippo.blog90.fc2.com/blog-entry-220.html


P1001122.jpg
飯田プロデューサー(左)と宍戸監督(右)

2011年に発生した東日本大震災によって急に生活が変わってしまった人々と、巻き込まれながらもただ前を向いて生きている動物たちが描かれています。

内容は前作と大きく異なりますが、日本の動物のことを考えたこともなかった飯田監督が、猫おばあちゃんに頼まれたことがきっかけで撮影を進めて行くうちに様々な疑問を抱き、観客も一緒にどんどん引き込まれて行く、、、という前作と同様、震災直後に故郷の宮城県へ飛び、あまりの変貌に言葉も出ない宍戸監督の戸惑いや、動物を通じて語られる人々のほんとうの気持ち、社会への憤りなど、監督の目を通して観客も現実を受け止めていきます。

PanphletS.jpg

震災から2年以上が過ぎ、少しずつ震災のことが語られなくなって来ている今、まだ震災は終わっていないんだ、ということを思い出させてくれる映画です。
現実を知ることは、時に”しんどい”こともありますが、同じ日本人として、そのしんどさを共有すべきじゃないかな、と思います。

何ごとも、まずは「知ること」から。
動物に興味がある人も、興味が無い人も誘って、ぜひ観てみてください。
ちなみに、握りしめていたタオルは意外にも出番がありませんでした。

そして飯田P曰く、この映画は鑑賞2度目の方が「いいね」と感じる方が多いそう。
そのセールストーク?につられて、少ししたらまた2度目の鑑賞に行ってきたいと思います!


劇場情報はこちら>>
http://inunekoningen2.com/theater/

大阪十三・第七藝術劇場では、公開初日の7月13日(土)、お得なイベントが予定されています。詳細はこちら>>
http://inunekoningen2.com/news/?p=1108




1995年の阪神大震災のときにレスキューした600頭のうち、最長12年をアークで暮らした子がいました。
2011年の震災でレスキューした200頭のうち、今も13頭がアークで暮らしています。
今年また飼い主さんの元へ帰れる予定の子もいますが、長期戦になることも踏まえて、彼らのQOL(生活の質)を一番に、お世話をしてまいります。

Kuri.jpg
震災ドッグ、最年長のクリちゃん。強風に自慢の毛並みがたなびいています。



7月13日(土)は、久しぶりに青山ファーマーズマーケットに参加します!
http://www.arkbark.net/?q=ja/node/4921

コーギーのマルクル、一時預かりさん大募集中です。
http://www.arkbark.net/?q=ja/node/4860

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