2007.06.19 Tue
ジャックの問題行動

ジャックラッセルテリアの“ジャック・トゥー”です。

アトミと二人暮らしでしたが、あまり相性がよろしくないので、仔犬たちと一緒にしてみました。
アトミとジャックはいい遊び友達になれそうだと思っていたのですが、アトミはジャックを相手にせず、ジャックはアトミを怖がるようになってしまいました。それで、体格も同じくらいの、遊び好きな仔犬達と一緒にしてみたという訳です。

ジャックは水遊びが大好きです。川の中へジャブジャブ入って仔犬と追いかけっこをしたり、ボールを咥えて遊んだり、とっても楽しそう。(うーん、ペアを変えてみてよかった。)
そんなジャックですが、ある問題行動を抱えていました。
自分のしっぽを追いかけて、吠えながらくるくる回ることです。
こんな感じ↓(わかりますか?)


引き取った当初は、手の付け様もないほど激しく回り続け、しっぽに咬み付く為、血だらけでした。ジャックラッセルテリアはかなりの運動量を必要とする犬種です。運動が足りないとストレスが溜まり、問題行動に繋がります。ジャックの場合は、「自分のしっぽを追いかける」ことで溜まったストレスを発散させていたのです。
断尾されたしっぽに口が届いて傷つけてしまう為、残っていたしっぽをさらに断尾して届かないようにし、彼のリハビリが始まりました。

しかし、4年間もの間続けてきた癖です。そう簡単には完治しません。
それでも、レメディやクリッカートレーニングの甲斐あって、最近は回転の速度も遅くなり、回っても2~3回。自分から止まるようになりました。
回りそうな時は、事前に表情や仕草でわかるので、回ってしまう前にこちらに関心を惹けば回りません。ありがたいことに、ジャックのストレスサインはとてもわかりやすいので対応しやすいです。
気をつけているのは、回っているジャックに大きな声でわぁわぁ言わないことです。余計興奮してしまうからです。
それでも回っちゃった時は、回るのが止まった時に静かに声をかけ、スワレをさせて褒めるか、褒めてご褒美のおやつをあげるなどしています。その時々で対応は変えてきましたが、落ち着いた状態を強化すること、まずはこちらが落ち着いて、冷静に対処することを心がけてきました。

ARKでできる問題行動の改善はここまで。あとジャックに必要なのは、やさしく見守ってくれる家族と信頼関係を築くことだけです。
活発で大型犬並みの運動量を必要とするジャックですが、抱っこが大好きでとっても甘えん坊さんです。
引き取り当初は、体を触られることにも慣れておらず、威嚇したり、緊張から、回るきっかけにもなっていましたが、今は体のどこを触られても平気。車も好きみたいです。犬とアクティブに暮らしたい方に是非里親になってほしい子です。

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| 犬 | 22:23 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑
進化したアーク。
先日、うちの親が新たな家族を迎えたいということでアークへ一緒に行った。
到着してオフィスへ向かう。
何かが違う。
何かが変わった。
しばらくはそれが何なのか気が付かない。
アークはむかしと変わらず、ケンネルスタッフは散歩にフィーディングに超忙しい。
でも大きく変わった。
それは何か。
むかしはあれだけ吠えて騒いでいた犬達が非常に静かで穏やかになったことだ。
これには正直驚いた。
スタッフの懸命な努力の賜物だ。
確実にアークは進化している。
毎日、朝早くから晩遅くまでヘトヘトになるまで頑張ってる成果が確実に現れている。
身体を壊さないよう、志は高く頑張ってほしい。
影ながら応援しています。
| レガの父ちゃん | 2007/06/20 17:29 | URL | ≫ EDIT