2011.11.12 Sat
スピブにこの日が訪れるとは。

風のウワサに聞いてご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、KK宅で一時預かり中だったぶっちゃんことスピブに里親さんが決定しました!
あのぶっちゃんに、リホームした子だけが付ける星形の迷子札を付ける日が来るなんて!
ぶっちゃんの里親となってくださったご家族は、愛情ややる気だけでは彼の一生を背負うのは無理だからと、まずはフォスターファミリーとして彼との生活をスタートされました。
そして、そのご家族なりのぶっちゃんとの生活が軌道に乗り、この度、正式に家族の一員として迎える英断をくだされました!!

ぶっちゃけ。
今だからこそ言えるけど、ぶっちゃんはリホームできないと思っていました。
スポンサードッグとして支えていただきながら、KK宅で一生面倒をみる覚悟でした。
そもそも我が家では、一時預かりをした子に里親さんが見つからなければ、一生面倒を見る覚悟で預かります。
人間の言葉や事情なんてわからない子達に、人間の都合であっちにやったりこっちにやったりして、これ以上可哀想な思いをさせたくないからです。
下剤や潤滑剤などの投薬や処方食を止めることができたとはいえ、排便の管理は簡単なことではありませんでした。
里親さんやフォスターさんを見つけるチャンスを逃したくはなかったので、あまりマイナスなことは書かないようにしていたけど、実際は大変なことだらけでした。
排便姿勢を取っても出ないぶっちゃんのために長時間散歩するのは、時間が無い日、寒い日、暑い日、睡眠時間を削ってのやりくりには苦労しました。
便秘で苦しそうに鳴いたり、逆に下痢で肛門から漏れる便に違和感を感じて舐めてしまうぶっちゃんを見ているのは、かわいそうで辛かったし、これ以上なんにもできない自分に落ち込んだりもしました。
ルックスと性格の良さからご希望のお申し出があったとしても、実を結ぶことはないと思っていました。
だから、老犬になったときのケアのことなんかも考えていました。

そんなぶっちゃんがリホームできたのは、今までスポンサーとなって支えてくださった皆様をはじめ、彼を可愛がって、応援してくださった皆様のお陰です。
心より感謝を申し上げます。
これからは、アークに遊びに来てくれた時や同窓会などで、あの笑顔に再会できる日を楽しみにしましょう!!
★スピブの過去の記事★
アークニュース 「スピブのフォスターファミリー募集」
2010.11.04 「ぶっちゃんは温室育ち」
2010.11.07 「動物愛護フェスタ2010に参加しました」
2011.12.27 「スピブとつぐみ」
2011.01.25 「スピブの健康管理」
2011.08.15 「スピブの夏休み」
| 犬 | 20:57 | comments:9 | trackbacks(-) | TOP↑
泣いてしまった!
ぶっちゃんのリホームのお話。なんとなくは聞いていました。
でもなかなか『家族をみつけた子達』にアップされない…。
私も正直、『やっぱり…?』と思っていました。
また、KKさんに
『ぶっちゃんはKKさんちにいて幸せかも』
苦労されている事はなんとなく想像は出来ました。
なのに、こんな軽い発言をしてしまったことが記憶にあります。
私自身、引き取る勇気と手間をかける自信がなく、ぶっちゃんを気にしつつも特になにもできず。
ごめんなさい。
kkさんの見えない部分での苦労。無償の愛。
また、長い期間をかけてぶっちゃんと一生を共にする決断をなさった里親さんの愛情にじわじわと涙がにじんでおります。
本当にみんなに愛され、またみんなに笑顔をくれたぶっちゃん。
リホーム・おめでとうございます!
| たいしょうくん | 2011/11/12 22:40 | URL | ≫ EDIT