2011.07.26 Tue
ポポちゃん、フォスターさんちへ。

マルチーズ多頭飼育レスキューのポポちゃんに、フォスターファミリー(一時預かり家庭)のお申し出がありました。
フォスターに名乗りをあげてくださったのは、イタグレ小麦ちゃんの里親さんです。
ポポのプロフィールに、「シェルター暮らしがストレス」と書かれてあるのを見て、協力を申し出てくださったのです。
シェルター生活に馴染めなくてストレス行動が悪化する子の場合、一日も早くシェルターから出してあげたいと思うのですが、飼主さんからの預かりや飼主不明の被災動物と違って、里親募集中の子をフォスターさんに預けてしまうと、里親希望者さんが来られた時に、すぐに紹介できないので、チャンスを逃してしまいます。
だけど、小麦の里親さんは、アークから車で30分以内にお住まいということもあり、事前に里親希望者さんが来ることがわかれば、ポポを連れて来れるとおっしゃってくださいました。


アークでのポポは、ケージに敷かれている新聞紙やペットシーツをぐちゃぐちゃにしたり、吠えたりというストレス行動がどんどんエスカレートしていましたが、おうちでは、緊張はあるものの、食欲旺盛で、無駄吠えもなく、みんなに抱っこしてもらっているとのこと。
排泄は、何回か失敗はあったものの、ほぼ100%に近い状態で、場所を変えてもペットシーツででき、里親さんにもらわれてもトイレマナーは大丈夫だろうとのことです。
そして、3日目、心配していたポポのちょっと気の強いところがついに顔を出しました。
みんなの寝床に息子さんが入ろうとしたら、吠え立てたそうです。
それからも何度かポポアタックがあったものの、毅然とした態度を取っていたら、ポポも自分の立場を理解して安定したようでした。
きちんと対応してくださり、頼もしいかぎりです。

こうしておうちでの暮らしを学ぶことは、ポポにとってはいい経験だし、里親さんに紹介する時にもとても参考になります。
小さくて可愛らしいマルチーズ達なのに、やや停滞気味な今日この頃。
みんな緊張も解けて、お散歩できるようになったり、甘えん坊になってお膝にちょんと乗ってきたりして、ずいぶんリラックスできるようになってきました。
多頭でいるとどうしても一丸となって吠え立ててしまうので、一日も早く自分の家族を見つけてアークを巣立ってほしいです。
| 犬 | 10:27 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑