2011.07.13 Wed
出戻りのんち

おっと。
元気いっぱい走ってきたのはのんちですな。
女の子のコーギーと2頭一緒に、引越しが理由でアークへ引き取られました。
のんちはその女の子のことが大好きで、里親さんも運良く2頭一緒に決まりました。
だけど、新しいおうちでうまく馴染めなかったのんちは、里親さんを咬んでしまったり、外の音に反応して吠えてしまうことが理由で、ひとりだけ出戻ってしまいました。

スタッフには攻撃性は見せたことが無かったのんちですが、アーク生活が長くなってきたストレスからか、最近は八つ当たりで靴を咬んできたりするようになってしまいました。
フェンス越しに他の犬にも吠え掛かっています。
過去をどうのこうの言っても仕方がないので、前を向いて、これから変えて行ってあげなければ。
そうは言っても、シェルターでできることは限られていて、つい、私たちの口癖が。
「早く里親さんが見つからないかな~。。。」

人の言う事も良くきくし、クリッカーを教えても飲み込みが早く、とても賢い子です。
その利口さが、逆にノーテンキにシェルターに馴染めない原因のひとつかもしれません。

散歩中に他の犬に会うと吠えて突っかかって行こうとするので、リードを持つ人に意識を向けさせて、お利口さんにできたら、褒めてご褒美をあげています。

短足のコーギーは地面に近い分、他の犬以上に暑さには気をつけてあげなければいけません。
のんちは水遊びも好きです。

ちなみに、チャームポイントは、オスワリのときに左手がついあがっちゃうこと。

犬が求めているのは、甘やかしてくれる人ではなく、正しい方向を指し示してくれる頼りになる主人です。
のんちにも、彼の持つ素晴らしい素質を理解してくれる家族を見つけて、一日も早くアークを卒業させてあげたいです。
| 犬 | 17:13 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑