2011.07.16 Sat
クラッカー、イギリスへ。

実は、クラッカーには、半年前から里親さんが決まっていました。
だけど、リホームの準備には多大な時間とお金と手間が必要でした。
だって、旅立つ先がイギリスだからです!
健康チェックや書類の申請、ペットパスポートの入手などなど、半年かけて様々な手続きを経て、先日、やっとアークを巣立つことができました。
ホームレスさんと仲間の犬数十頭と公園で暮らし、心ない人間からの虐待を受けていたことでアークへ保護されることになったうちの1頭であるクラッカー。
保護当初はケージを壊したり、犬舎で暴れて破壊行為をしたりとアーク生活に馴染めなかったため、里親さんに出すのは困難と思われていましたが、3年のアーク生活を経て、今や立派なイギリス紳士となりました。

クラッカーの里親さんは、日本人ですが、イギリスのバタシードッグホームというシェルターで働いておられます。
以前、5年程前にもアークからバタシーへ8頭の犬を送り、イギリスで里親さん探しをしたのですが、そのうちの1頭を貰ってくださった方が、その子の最期を看取り、またアークからクラッカーを貰ってくださることになったのでした。
イギリスに到着したクラッカーの様子がメールにて届きましたので、ここにご報告さしあげます。
皆様にも幸せのお裾分けを~♡

『クラッカー君は、家の中ではリラックスしていますが、外に出るとちょっと緊張気味で、すぐに家に戻りたがります。
家の回りは、さほど交通量や人通りが多いところではありませんが、やはり能勢の山の中の静かなお散歩コースに比べると新しい刺激が多すぎるのかもしれません。
昨日は、バタシーのスタッフが他の犬に反応しないおとなしい犬2匹を連れてきてくれ、一緒に歩いてもらいました。
まだまだ不安そうな面持ちのクラッカー君でしたが、パニックすることもなく、散歩の後は、皆でパブのお庭で食事をしました。
クラッカー君は、食事を運んでくるウェイターさんにすり寄っていったり、落ち着いた様子で、バタシーのスタッフ達も感心していました。』
クラッカー、おめでとう!
これからはお母さんを独り占めしていっぱいいっぱい甘えて、イギリス生活を謳歌してね!!
※ここに掲載した写真は、すべてアークで撮影した時のものです。
※クラッカーが参加した里親会の記事はこちら↓
http://arknashippo.blog90.fc2.com/blog-entry-317.html
※一緒に保護された仲間のニットとサンタもよろしくね♪
| 犬 | 18:49 | comments:4 | trackbacks(-) | TOP↑
先月、クラッカーと一緒にお散歩に行きました。元気いっぱいでキラキラした目を持つ素敵な子だな~って思っていたんです。
アークの子たちはどの子もキラキラしたものを持つかわいい子ばかり。どこにお引っ越ししても幸せをつかめる事を心から信じています!
クラッカー、長旅お疲れさまでした☆
| たいしょうくん | 2011/07/18 11:31 | URL | ≫ EDIT