2011.07.04 Mon
飼主さんの元へ被災動物達を届けました。

先週のご報告です。
避難所で生活している飼主さんから直接お預かりしていた犬3頭とインコ1羽を、飼主さんの元へお届けに行ってきました。
写真はテリーとマロンと飼主さんの再会後の記念写真です。

テリーは警戒心が強くて知らない人には吠えてしまう子ですが、飼主さんの顔を見るなり、明るい笑顔を取り戻したそうです。
その時の笑顔は今まで見たことがないほどいい顔だったと、お届けに行ったスタッフが言っていました。

テリーとマロンのおうちは、津波に呑まれたものの、奇跡的に残りました。
修復中の自宅の柱には、津波の爪痕が刻まれています。

「住みなれた土地を離れたくない」と、自宅に入り込んだ瓦礫を撤去し、この地で生きる道を選ばれました。
たった1日で変わってしまった風景の中にポツリと残った自宅。
テリーとマロンも、ここで一緒に、再び歩み始めたのです。

インコのピータンの飼主さんは、仮設住宅に入居することができ、ピータンと再び暮らすことが叶いました。
新しい鳥かごに入ったピータンはなんだか誇らしげに見えます。
ピータンがそばにいることは、まだまだ続く被災生活で、心の支えとなることでしょう。

移動中に立ち寄った石巻市では、津波の被害はまだまだ手つかずのままだったそうです。
新たな被災犬の相談も受け、まだまだ終わりは見えません。
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テリー頑張ったね。
うちの犬も警戒心が強いから、テリーの頑張りを思うと
涙が出ます。
マロンもピータンも、いい夏をねっ
| 紅茶屋 | 2011/07/05 14:44 | URL | ≫ EDIT