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ARKなねこ事情

イギリス研修で見学したキャットプロテクションバタシーも、猫は1頭ずつ飼育されていました。猫は基本的に単独で生活する習性があるからです。


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ARKでは、敷地内にたくさんの猫舎が点在しています。猫舎の広さや相性、餌の種類によって違いますが、だいたい4~10頭ずつで暮らしています。


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本来、病気の子をケアをする狭いケージで暮らしている猫もたくさんいます。 病気ではないけど場所が足りないからです。いつまでも狭いケージではかわいそうなので、相性を見て、今ある猫舎のどこかにカップリングしていきます。


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犬の引き取りより猫の引き取りの方がARKでは深刻な問題です。相談を受けてもほとんど断らざるを得ないのが現状です。犬に比べて里親希望者が少ないので、増えるばかりです。だから猫舎はどんどん多頭になっていくという訳です。
まろのように、ルームメイトとあまり仲がよくない場合でも分けてあげることもできません。


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猫には猫の習性にあった飼育方法をとらないとストレスとなり、病気の原因にもなります。 また、少数で飼育している方が健康管理もしやすいです。
食欲にムラがあるので、犬みたいに与えた時にすぐ平らげる子はあまりいません。かといって、食べるまでいつまでも見ているわけにもいかないので、いつでも食べられるようにごはんは置きっぱなしです。


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以前、どこかの獣医さんのHPで読みました。『餌をいつでも食べられるように置きっ放しにすると、肥満や泌尿器系の疾患の原因になる』と。
でも、 解かっていてもできない現実があります。


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『1頭ずつか、多くても3~4頭ずつで飼育できれば…』
これは私達スタッフがいつも考えていることのひとつです。すぐに解決できる問題ではないし、今までだって、どうにかしたくてもできないでここまできました。単純に猫舎を増やすわけにもいきません。人手も新たに必要となるし、第一、猫舎を作る場所がありません。いつも、いつも、この問題で悩んだ時、最後に思うのは、「1頭でも多くの子を里子に出したい」「その為に何をすべきか?」ということです。


| | 22:17 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

豊富なしかも目を惹く写真と真情のこもった言葉・・・。スタッフの皆様のご苦労と熱意に心が動かされます。猫は一頭がいいのだと私も思っていました。それで13年前に死にそうになっていた猫を拾って、それからずぅ~っとその猫と暮らしてきました。けれど2年前に目ヤニと風邪で目と鼻がぐちゃぐちゃな生後一ケ月位の子猫を拾ってしまい、それ以来2頭を室内飼いをしています。その子猫が来る前は、先住猫は高齢もあり腎臓が悪かったのですが、子猫が来た半年後に血液検査と尿検査をしたらクレアニチンが正常値に戻っていましたっ!!獣医さんに聞いたら精神的な面が身体に影響したのかもしれませんね、と言われました。それで猫は単独生活が良いと思っていたのですが、相性によっては単独よりも良いのかもと思ったのです。まろちゃんも良い里親さんが見つかるのが一番ですが、それまでは相性の良い猫さんが見つかれば良いな~っと思います。

| さちき | 2007/04/08 09:57 | URL | ≫ EDIT

補足です

さちきさん、コメントありがとうございます。
単頭飼育について補足させていただきます。
イギリスのシェルターでも2頭一緒に保護した子などは1頭ずつ分けずに生活させていて、リホームも2頭一緒にすすめるようです。
ARKでも数頭でいつも一緒にいたり、他の子と遊ぶのが好きな猫もたくさんいます。また、猫は、多頭飼育している家庭が犬より多いし、必ずしも単頭で飼育するほうが良いというわけではないと思います。保護施設という性質上、単頭や少数で飼育することが望ましいということです。家庭で生活する場合は仲間がいるほうがいいかもしれないですね。ひとりが好きな子以外は。
さちきさんのお宅の猫のように、子猫が家族に加わった事がプラスになるケースは、どんな薬よりも心の治療が効くという理想的な事例で、とてもうらやましく思います!

| スタッフK.K | 2007/04/09 09:43 | URL | ≫ EDIT















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