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悲しいことが続きます…

みかん3
スポンサーキャットのみかん。
もう17才のおじいちゃん猫です。

昔々リホームを経験したものの出戻り、長い間のARK生活。同居猫とのケンカが原因で片目を失うも元気でいたのに、この寒さで体調を崩してしまってから持ち直してきません。久々に会ったみかんは、声が出ず、お腹を膨らまして苦しそうに口で呼吸をし、喉からは「シュゴー…シュゴー…」と、呼吸の度におかしな音が聞こえます。
人懐こい子なので、スリスリゴロゴロと嬉しそうに甘えてくるのですが、すぐ疲れてしまうみたいでフラフラします。獣医さんの診断では、風邪で鼻が詰まっていて、開口呼吸になるから胃に空気が溜まっているとのこと。でも、視線が宙を舞ったり、風邪だけではなさそうな、なんとも説明できない空気を感じます。悪い予感が、頭を過ります。年齢のこともあるし、もしかしたらお迎えが近いのかも…。


みかん2
そんな状態のみかんを見るに見かねたスタッフの一人が、「どっちにしても、先は長そうにないから、最後くらい、のんびり気ままな家庭の猫生活を味あわせてあげたい。」と、一時預かりを申し出てくれました。

彼女の部屋で、みかんは機嫌よく過ごしていました。しかし、お薬の助けも効果が出ず、回復は見られず、撫でられると嬉しくって、それでまた息苦しくなってヘタりこんでしまうんだそうです。そして、食欲がほとんど無い。餓死しちゃいけないから、彼女は嫌がるみかんに強制給餌をして、なんとか体力をつけさせようとしました。

しかし、彼女は考えました。
「もし、これが風邪でなくて他の原因だったら…?、みかんに嫌な思いさせるだけさせて、ある日突然 パタッっと逝かれてしまったら…?仕事から帰ったらみかんがひとり冷たくなっていたら…? …きっと、後悔する。」


みかん1
みんなで相談した結果、嫌がる強制給餌は中止して、体に悪かろうが味が濃かろうが、なんでもいいから食べるものをあげて、好きなように過ごさせようということになりました。
お刺身やらシラスやら、焼き鳥やらささみやら、正統派「ねこまんま」などなど、手を変え品を換え、同じものでも形を変えて、いろんなものを与えてみました。みかんの最後のお母さん役をしてくれたスタッフはたくさんたくさん愛情を注ぎました。だけど、みかんは食べませんでした。そして、どんどん弱っていきました。息をするのが更に苦しそうです。ご機嫌だけは相変わらずいいけれど。

私達は決断しました。
みかんは、お母さん役のスタッフに抱かれ、永遠の眠りにつきました。
私達の判断は、早すぎたのかもしれません。苦しみを長引かせてしまい、遅すぎる判断だったのかもしれません。
普通の家庭の子だったら、もっともっと、できることがあっただろうと思います。
でも、施設の子には、できる限界が、限られすぎています。
たくさん、たくさん、居るから、1頭1頭に、おうちの子みたいに時間も愛情も手厚い看護もしてあげられません。
そのことに、私達は、罪悪感を、自責の念を、動物を捨てる人たちへの怒りを、感じています。




そして、スポンサードッグのペロも虹の橋へ旅立ってしまいました。


sp05_14s_1.jpg
突然のことでした。
原因は胃捻転でした。大型犬で高齢になるほど、胃捻転になりやすいそうです。
もう老犬の彼にとって、冬の屋外犬舎暮らしはじわじわと体力を奪っていたのではないでしょうか。
甲状腺の持病を抱えていたペロ。
緊急手術中に亡くなってしまいました。


阪神大震災から14年。
ARKの動物達も高齢化してきています。昔から居る子たちが、体調を崩したり、亡くなったり…。
だけど、みんなに暖かい部屋を、家庭を、用意してあげることはできない…。

動物達は私たち人間より早く年をとる。そんなこと、わかっているつもりだけど、私達の中では、みんないつまでも子供みたいなもので、その子たちに老化の現実が見えた時、とてもショックを覚えます。

ブログに載せていないことも色々とあるし、今年の冬は悲しい出来事が続いていて、とても辛いです。
ミドリのことといい、辛いお知らせが続いてしまって、ブログをご覧の皆様にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。

スタッフみんな、やりきれない気持ちを抱え、滅入っているのがわかります…。





そんななか、嬉しいニュースもないわけではありません。

里親会081005dai_1
公園暮らしのホームレスさんから集団レスキューしたうちの1頭、ダイスケがリホームしました♪
体が大きく元気いっぱいの彼は、今まで里親さんに紹介しても なかなかご縁がありませんでしたが、やっと幸せを掴みました。

napi_1.jpg
そして、32匹の繁殖犬のうちの1頭、ナピちゃんにも良いご縁がありました♪
ナピは、目に障害があり、小さな小さな目には視力もほとんどありません。性格はとても良いのに、目の障害でなかなかご縁がなかった子です。

ふたりとも、おめでとう!
幸せになれなかった子の分も幸せになってね!


| 未分類 | 08:35 | comments:6 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

手厚く看病できない、家庭のペットのようにかまってやれない
そのことに罪悪感を持たないでください。彼らは愛情独り占めの環境と比べることをしません。人が好きなのは時々来てくれるから。いつも楽しいんです。フードも愛情も有りすぎて、わがままな子が多い中、人を必要としている彼らは幸せです。だって求める物があるから。なんもいらない、好きにさせろって飼い主に刃向かう子たちのトレーニングをするときの方が切ないです。
いっしょにがんばりましょう。皆さんの明るさが彼らのご褒美ですよ。

| グラまま | 2009/02/02 10:17 | URL | ≫ EDIT

心が疲れてしまう事がたくさんあると思います。
私は多くの命を救い愛情を注いでくださっている
皆様にとても感謝しています。
本当にありがとうございます。

先日環境省が10年間で殺処分半減を目標に来年度より
予算を増やし収容施設を拡充させることを発表しました。
このような問題はただ収容施設を増やすだけではなく
悪徳な繁殖屋やペットショップの規制など多くの問題を
同時進行で解決していかないと、なかなか前進できないと思っていますが、国がやっと一歩踏み出そうとしているので
大きな一歩となってくれることを切実に願っています。

殺処分方法改善検討の署名サイトを見つけました。
もし、よろしければブログにリンクして頂けると
嬉しいです。
http://www.shomei.tv/project-623.html

| ぴよこ | 2009/02/02 23:26 | URL | ≫ EDIT

>ぴよこ様

コメントありがとうございます。
悲しいことがあるからといって弱気にならず、皆様からの励ましのお言葉を糧に、まず私達スタッフが明るく元気になって、預かった命たちに第2の幸せをみつけてあげなければいけませんね!

殺処分方法改善検討の署名サイト、拝見しました。
紹介してくださりありがとうございます。
ブログにリンクする件ですが、基本的にはリンクは受け付けておりませんので、ご了承くださいませ。
ぴよこさんのコメントから署名サイトへ行けますので、コメントをこのまま掲載しておく形でいかがでしょうか。

| K.K@管理人 | 2009/02/03 16:41 | URL | ≫ EDIT

リンクの件はすみません。
コメントを残して頂けるだけで感謝します^^

地球にとって人間はウィルスかもしれません。
人間の犠牲になる命があまりに多く、時々人間であることが
怖くなります。
でも、その状況を変えるにはやっぱり人間の力が不可欠ですよね。
人間が作ってきた残酷な仕組みを修正するのは人間しかいません。


皆様お体に気をつけて下さい。
本当にいつもありがとうざいます。

| ぴよこ | 2009/02/03 23:42 | URL | ≫ EDIT

私は、人間は地球のガンだと思います。
でも嘆いているだけでは、何も変わらないから
私に出来る事をして行きたいと思います。

スタッフの方々の健康を、切に願います。

| ころこ | 2009/02/04 00:31 | URL | ≫ EDIT

私はニンゲンが嫌いです。そういう自分も人間ですが、この地球からニンゲンがいなくなれば良いと思います…。
わんこやにゃんこのみならず、人間以外の生物のいのちを、脅かし、この世で一番優れているかのような、厚顔無恥な行動。
医薬品や化粧品を作る際の、残酷極まりない動物実験、食べもしないのに そのいのちを奪われる牛、豚、鶏、馬、羊、いのしし、危害を加えるといっては「駆除」される熊や、キツネなど狩猟というキチガイそのものの行為。
その他の動物や魚たち…。キリがありません。
牛乳すら、子牛には与えられず、ひたすら搾乳され、人間のものとして出荷され、過剰だといっては廃棄する。
乳がでなくなると、何の迷いもなく、トサツにだされる。
狂っています。 動物たちの命や安全を守り、確保し共存共栄出来る人間のみを除いて、他の人間は滅亡すれば良いと、思います。こう書くだけで、何も出来ない自分は、いのちを奪って生きている事に罪悪感をいつも感じています。

アークの皆さまは、動物のいのちを守り、共に生きていける、とても崇高な方々だと思っています。
どうぞ、お体に気をつけて この地球のオアシスたる存在であり続けて下さい。
 

| 桃はは | 2009/02/04 23:24 | URL | ≫ EDIT















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