2022.02.12 Sat
優しい気遣い
今日は私が自宅周辺で散歩中にあったお話です

ジゲン: ほうほう。どんな話?
幹線道路沿い、少し広めの歩道
そこは自転車も走行可能な歩道になっています
我が家には3匹の中型犬が暮らしており揃って散歩に出るので道を塞がないよう気をつけながら歩きます

フリージー: 私もその道知ってる! カメラおばちゃんの預かり保育中に歩いた記憶ある~
ある日のこと
向かいから走ってくる自転車が見えました
犬を電車の車両のように縦一列に保定しすれ違うのを待っていたら…
その男の子(高校生くらい?)は手前で自転車を止め、ゆっくり歩き出しました
すれ違った後、また自転車をこぎ始めました
(道幅も十分あり、自転車に乗ったままでも問題なくすれ違える状態)

ネオ: 俺ならすれ違いの時に自転車のカゴに飛び乗ってやるぜ
いやいや、あなたはそんなアクロバティックなことできないやん

数日後、また同じ男の子に同じ道で遭遇
その時はとても急いでいたようで、ドタドタという音が聞こえるほど駆けていました

ペレ: 俺の速さには負けるだろ?
これは行く手を阻むわけにはいかないぞ~と思い
犬をまた縦一列に整列させ、すれ違うのを待っていたら…
その子がまた手前でゆっくり歩き出し、そ~っと歩くのです
過ぎた後はまた元通り、猛烈な勢いで駅に向かって走って行きました

きっと犬を驚かせないように気を遣ってくれたんだろうな
急いでいただろうに、優しい子だな…

そう思うと心がホカホカ温かくなりました

カリスマ: 「思いやり」ってやつね

我が家の3匹は人も音も自転車も怖がることはありません
どちらかというと、人が来ると近寄ってコミュニケーションを取ろうとするタイプです
すれ違いの時もしれ~っとした態度を取っていたのですが
男の子が気を遣ってくれたのです
勝手な想像ですが、もしかするとあの男のは怖がりさんの犬が身近にいるのかもしれません
というのも犬とのすれ違いに気を遣う人はとても少ないからです
経験がないとわからないことが多いですもんね
もしそうでなくても配慮できるその心に感謝しかありません
アークで暮らしている子にはまだまだ臆病なところが残っている場合や
シェルター暮らしが長く、住宅地での生活音や新しい環境になかなか馴染めない子が多くいます
でも、こうやって優しい気遣いがあれば犬も暮らしやすくなるだろうな~

ビリンビ: いつか私も…
そうね、怖がりさんのビリンビでもゆっくり人と暮らす事に慣れてもらえると思うよ
シニアでも臆病でもフレンドリーでも
どの子も笑顔で暮らせる毎日が訪れますように
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