2008.12.16 Tue
みどり、天国へ

多くの皆様にスポンサーとしてご協力を戴いておりましたみどりですが、2008年12月4日に亡くなりましたことをご報告申し上げます。

圧迫排尿のストレスのために感覚の無い自分の後肢をかじり、エリザベスカラーと抗生剤の注射が欠かせなくなってしまい、この状態では彼女のQOL(生活の質)が保てているとは言えないため、獣医師と相談の上、安楽死を致しました。

みどりは野良猫のグループにいた子でした。とてもフレンドリーだったため、元々は人に飼われていたのだと思います。その人懐っこさが災いし、その地域で多発していた虐待の対象となってしまいました。後ろ足がブラブラになった状態でアークへやって来たみどりでしたが、それでも人が大好きで、のどを鳴らして甘えました。
下半身不随のために1日数回の圧迫排尿が必要なこと、更に猫エイズに感染していたことなどから、保護当初も安楽死が検討されましたが、これだけ性格の良い子であれば里親さんも見つかるかもしれないからと、出来る限り快適に過ごせるよう試行錯誤しながら、里親さん募集をして参りました。有り難いことに数件お問い合わせもあり、1度は実際トライアルにも出ましたが、圧迫排尿に自信が持てなかったり、無意識に出てしまう尿が問題となり、リホームは出来ませんでした。

みどりは本当にかわいい子で、スタッフたちの人気者でした。今回のことはスタッフで何度も何度も話し合った結果の決断です。何卒ご理解いただけたらと存じます。たくさんの皆様にかわいがっていただき、お心に掛けていただき、本当にありがとうございました。心よりお礼を申し上げます。
| 猫 | 09:23 | comments:23 | trackbacks(-) | TOP↑
スタッフの皆様
つらい決断
なんと申し上げればいいのか・・・
でもみどりちゃんは きっと 愛されて幸せでしたよ。
みどりちゃんにとって一番よい方法だったことでしょう。
本当に言葉が見つかりません。
| 匿名 | 2008/12/16 14:36 | URL | ≫ EDIT