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加古川レスキュー その後 

最新のARKニュースレターNo.71、「加古川犬猫レスキュー」の記事をご覧になりましたか?以前、このブログでも途中経過をレポートさせていただきました。>加古川レスキューレポート

男性が飼っていた26頭の犬のうち、ARKで引き取ったのは11頭です。そのうちの2頭、マリコとフユコには、飼主さん がご存命のうちに里親さんが見つかりました。癌に蝕まれる過酷な日々に、少しは穏やかなお気持ちになっていただけたでしょうか。


(左から、セイコ、リホームしたフユちゃん、シュウちゃん、イズミ)
シュウs1
飼主さんは犬達に語りかける時、ご自分のことを“お父さん”と呼んでいました。
『お父さんのところへ来ちゃダメ!お姉さん達と一緒に(ARKへ)行きなさい!』 『かしこくしてないと連れて行ってもらえないでしょ!』 『お父さんはもうやさしくしない!』 と、きつい口調で犬達に話しかけていたのを覚えています。彼らをぎゅっと抱きしめながら。



スウィート_1
寝たきりだったスウィートは、ARKに来てから自力で立ち上がり少しなら歩けるようになりました。
寝ている間にどうしても排泄物で汚れてしまうため、毎朝、担当のスタッフに洗ってもらうことから1日が始まります。



(サチヨさん)
サチヨ1_1
彼らはお父さんのことが大好きで、お父さんだけを信頼し、依存していました。ARKへ来てからも私達を受け入れようとはしませんでした。だけど、毎日少しずつだけど時間を分かち合ううちに、段々心を開いてくれるようになりました。



ユキエ_パグリ2
右、特技のおねだりポーズをしているパグリ。


ユキエ_パグリ3
必死でおねだりポーズをするあまり、ユキエの顔にパンチ!


“お父さん”亡き今、私達にできることは、残された彼の家族を彼に代わって大切にお世話させていただくことです。“お父さん”が見せてくれた、自分のことより動物達をいつも最優先に考える深くて広い愛情、癌に蝕まれ立ち上がるのも辛いだろうに、いつも明るく振舞っていた強靭な精神力。私は決して忘れません。



パグちゃんのおねだりポーズ、動画撮れちゃいました。
(人声あり)




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