2021.03.20 Sat
オレがザックだよ その②
昨日の続き~ はじまり、はじまり~
(まずは3月19日のブログから読んで頂けると幸いです)

ここからザックとのトレーニングの日々が始まります。
まずは犬舎のお引っ越し 
興奮しやすいため、極力人の往来が見えず
他の犬や猫の気配も感じづらい犬舎へ移動しました。
運動量と食事の回数も増やしました 
出来るだけ欲求を満たしてあげられるよう散歩の頻度を増やし
ドッグランも利用して発散させます。おもちゃもたっぷり提供。
新たな人(スタッフ)との信頼関係の構築
安全確保のためにあえて離脱していた
飼育スタッフと共にトレーニングを開始しました。

どれにしよ~か
カミサマのゆ・う・と・お・り 
ザックの態度が変わった理由にも挙げた
「特定の人以外を受け付けない」 これを克服するのが一番の課題でもありました。
この時点で担当していた元の3人の飼育スタッフとはとても仲良しでしたが、かえってこの3人との絆が強まるほど、それ以外の人を受け付けなくなったのではないか?
このように仮定をして、ザックとのトレーニング内容を考える事にしました。
これはザックに限らず、アークで時々出くわす困った犬の行動のひとつです。
特定の人間と信頼関係が結ばれると、それ以外の人間を受け付けにくくなる事があります。
なかにはザックのように他者に対して攻撃的な反応を示すようになる場合もあり、家庭犬でもよく聞く話です。
以前のブログでも紹介した柴犬の「タック」のような和犬にもよく見られる反応ですが、恐らく ザックもこの手のタイプだと推測しました。

やっぱ今日もラップのしん、最近のマイブームです
ザックに行った人との信頼関係を築いていくトレーニングの内容としては
「ブレジット」のブログでもご紹介した方法と基本的には同じです。

馴れた人と一緒に少し離れて歩く
(帽子を被ったスタッフがザックと仲良くなりたい側です)

一緒にリードを持って並んで歩く

1人でリードを持つ(馴れた人が同行し、マズルも着用)

マズルを外し、完全に1人での散歩

散歩の時にお座りや伏せなどのトレー二ングも同時に行い、積極的にコミュニケーションを図り ます。

仕上がりが微妙なフセ

お散歩と並行して、馴れた人と一緒に撫で撫で (マズルは着用)

食事も積極的に与えてもらうようにしました
(最初のうちはリードで繋留した状態からスタート)
これらのトレーニングを少しづつ時間をかけて進めていきました
ザックに馴れてもらう事はもちろんですが、人側もザックに対して馴れる必要があります。
咬むかもしれない犬と接する時、人は恐怖心からどうしても動き方がぎこちなくなります。
当然な事ではありますが、犬は敏感にそれを感じ取り、犬も身構えてしまいます。
これを出来るだけ抑える為にもマズルは必要な道具でした。
幸いにもザックはこれをすんなり受け入れてくれました。
基本的には安全確保の為に使用する物ですが、
人側もなるべくリラックスした状態でザックと 接する事を目的として使用していました。

マズルさん、いつもお世話になります m(_ _)m
ただし、いつまでもマズルに頼るわけにもいきません。
いずれはマズルを外した状態で接する必要がありますが、いきなり外して触れ合うのは好ましくありません。
徐々にマズルの柵にあたる部分を切り取っていき
外した状態に近い状態でトレーニングを続け る事で、人側の心理的不安を少しずつ軽減していくようにしました。
最終的にはこんな感じ
のスカスカマズルになりました。

どーでもいいからこれ早よ外してー
トレーニングを始めて5ヶ月が経過しますが
以前はなかなか受けつけられなかったスタッフとも仲良くなり、安全にお世話をする事ができています。
トレーニングを通して実感した事ですが、ザックは物覚えが良く今日まで沢山の技も覚えてくれま した。
本当は人が大好きで甘えん坊なくせに、猫みたいに気まぐれで、、。
とっても魅力に溢れた子なんです
やっぱりザックは「いい子」でした

はい、今日はここまで~
いい子が証明されたザック
頭が良い分、人間のビクビクを察知したり、環境の変化などに敏感な部分があるんです。
でも信頼関係を結ぶと、それもちゃんと覚えてくれる
再スタートを切ったザックのお話。
明日が結びとなります。ぜひ明日もお楽しみに
★……★……★……★……★……★……★
アークで必要とするものを
Amazonほしいものリストに載せています。
ご協力よろしくお願いします。
★……★……★……★……★……★……★
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ここからザックとのトレーニングの日々が始まります。


興奮しやすいため、極力人の往来が見えず
他の犬や猫の気配も感じづらい犬舎へ移動しました。


出来るだけ欲求を満たしてあげられるよう散歩の頻度を増やし
ドッグランも利用して発散させます。おもちゃもたっぷり提供。


安全確保のためにあえて離脱していた
飼育スタッフと共にトレーニングを開始しました。

どれにしよ~か


ザックの態度が変わった理由にも挙げた
「特定の人以外を受け付けない」 これを克服するのが一番の課題でもありました。
この時点で担当していた元の3人の飼育スタッフとはとても仲良しでしたが、かえってこの3人との絆が強まるほど、それ以外の人を受け付けなくなったのではないか?
このように仮定をして、ザックとのトレーニング内容を考える事にしました。
これはザックに限らず、アークで時々出くわす困った犬の行動のひとつです。
特定の人間と信頼関係が結ばれると、それ以外の人間を受け付けにくくなる事があります。
なかにはザックのように他者に対して攻撃的な反応を示すようになる場合もあり、家庭犬でもよく聞く話です。
以前のブログでも紹介した柴犬の「タック」のような和犬にもよく見られる反応ですが、恐らく ザックもこの手のタイプだと推測しました。

やっぱ今日もラップのしん、最近のマイブームです

ザックに行った人との信頼関係を築いていくトレーニングの内容としては
「ブレジット」のブログでもご紹介した方法と基本的には同じです。

馴れた人と一緒に少し離れて歩く
(帽子を被ったスタッフがザックと仲良くなりたい側です)

一緒にリードを持って並んで歩く

1人でリードを持つ(馴れた人が同行し、マズルも着用)

マズルを外し、完全に1人での散歩

散歩の時にお座りや伏せなどのトレー二ングも同時に行い、積極的にコミュニケーションを図り ます。

仕上がりが微妙なフセ


お散歩と並行して、馴れた人と一緒に撫で撫で (マズルは着用)

食事も積極的に与えてもらうようにしました
(最初のうちはリードで繋留した状態からスタート)
これらのトレーニングを少しづつ時間をかけて進めていきました

ザックに馴れてもらう事はもちろんですが、人側もザックに対して馴れる必要があります。
咬むかもしれない犬と接する時、人は恐怖心からどうしても動き方がぎこちなくなります。
当然な事ではありますが、犬は敏感にそれを感じ取り、犬も身構えてしまいます。
これを出来るだけ抑える為にもマズルは必要な道具でした。
幸いにもザックはこれをすんなり受け入れてくれました。
基本的には安全確保の為に使用する物ですが、
人側もなるべくリラックスした状態でザックと 接する事を目的として使用していました。

マズルさん、いつもお世話になります m(_ _)m
ただし、いつまでもマズルに頼るわけにもいきません。
いずれはマズルを外した状態で接する必要がありますが、いきなり外して触れ合うのは好ましくありません。
徐々にマズルの柵にあたる部分を切り取っていき
外した状態に近い状態でトレーニングを続け る事で、人側の心理的不安を少しずつ軽減していくようにしました。
最終的にはこんな感じ


どーでもいいからこれ早よ外してー

トレーニングを始めて5ヶ月が経過しますが
以前はなかなか受けつけられなかったスタッフとも仲良くなり、安全にお世話をする事ができています。
トレーニングを通して実感した事ですが、ザックは物覚えが良く今日まで沢山の技も覚えてくれま した。
本当は人が大好きで甘えん坊なくせに、猫みたいに気まぐれで、、。
とっても魅力に溢れた子なんです

やっぱりザックは「いい子」でした




はい、今日はここまで~
いい子が証明されたザック

頭が良い分、人間のビクビクを察知したり、環境の変化などに敏感な部分があるんです。
でも信頼関係を結ぶと、それもちゃんと覚えてくれる

再スタートを切ったザックのお話。
明日が結びとなります。ぜひ明日もお楽しみに

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