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フィールドノート里親会☆報告

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5月25日(日)に開催されたフィールドノート里親会の報告です。
今回は写真がいっぱいですよ~。内容の濃い充実した1日でした~。


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最初、緊張気味だったチビカ生まれ育った場所とARKしか知らない子なので、はじめての場所とたくさんの知らない人がいる環境に面食らったようでした。だけど段々緊張も解けて、知らない人にもオスワリをしておやつをおねだりできるようになりました。抱っこされるのが好きな子で、この日もお客さんに抱っこされてまったりしていました。


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ちっちゃな女の子の手からチーズを食べているのはウメ。、最初はなんにも食べられないし、オシッコちびっちゃったりしましたが、段々馴染んで普通のドッグフードも食べるようになり、たくさんの人に囲まれて落ち着いて過ごし、社会化のトレーニングどころか、すっかりくつろいじゃっていました。


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人に触られることにあれほど恐怖心を持ちパニックを起こしていた子が、はじめての場所で知らない子供さんに撫でられてリラックスしています。ウメちゃん、成長したんだね。。。


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保護当初は体を触られたり、抱っこされることが苦手でしたが、今ではすっかり甘えん坊でなんでもさせてくれるノットノン。通称ノッティです。この日は、まるで近所に住んでいる犬が遊びに来てるかのような馴染みようにスタッフ一同嬉しい驚き。普段ARKでは人恋しくて吠えてばかりのノッティですが、この日は吠えることもなくとても楽しそうでした。


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ほら、犬に免疫のない子供さんでもお散歩できちゃっていますよ。


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ルルゥときたら・・・ひたすら食い気。この日限定のハンバーガーの匂いに釘付け。(確かにおいしゅうございました。) そして、他の子がおやつをもらっているのに気づいたら、「アタシも!アタシも!」って、黙ってはいませんでした。「人見知り」とか、「緊張」とか、ルルゥには無縁の言葉だよね。いつでもどこでもエンジョイできちゃうあなたと暮らせる里親さんは幸せになること間違いなしだと思います。(太鼓判!)


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オリバーさんのお話会も大盛況でした。海外のシェルターの話なども大変興味深く、みなさん熱心に聞き入っておられました。クイズ大会も盛り上がり、景品を用意してくださったフィールドノートさん、ありがとうございました!


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以前里子に出た子達との再会もイベントの楽しみのひとつです。
オリバーさんのお話会に参加するお父さんとお母さんの足元でお利口さんに待つパフィン(右)とビゴリ(左)。パフィンはシャイな子ですが、社交的なビゴリが2頭目に加わってから怖がりが緩和しているそうです。


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こちら、以前うちで一時預かりをしていたウィスカスくん。家族みんなに大切にされ、末っ子長男は好き放題に甘えん坊ぶりを発揮しているようです。お母さんやお姉ちゃんのかわいがりっぷりに骨抜きな様子がヒシヒシと伝わってきました。


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こちらはビンキー。ブレイクとカンガの姉妹で、一緒に保護された家族の中で先頭を切ってリホームした子。以前はガリガリに痩せていて毛艶も悪かったのですが、すっかり逞しくなり、被毛は艶々に黒光りしていました。先住犬のお姉さん2匹ともいい関係を築いているそうです。 里親となってくださったご夫妻は本当に幸せそうな笑顔で普段の様子をお話してくださり、私たちの仕事は動物だけでなく、人間も幸せにしている仕事なのだということを実感しました。

里親となってくださった方のお話を伺ったり、お手紙やメールなども含めリホームした子の幸せな様子を知ると、日々の悩みや辛いことも忘れて、活力が沸いてきます。縁あってARKに預かった命なのだから責任を持って、1頭でも多くの子を彼らの様に幸せにしなければ・・・!


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この日いちばんの快挙はなんといってもワカメちゃんのリホーム!
里親さんになってくださった方はホームページでタラちゃんやカツオちゃんのこともチェックされていて、ワカメちゃんに会うために来てくださっていたのでした。ご近所にお住まいのご家族でしたので、その日のうちに面談とホームチェックをクリアし、即日リホームとなりました。
イベント当日にリホームというのは大変稀なケースです。一生責任を持って飼育してもらうため、イベントという浮き足立ちがちな雰囲気の中では予約までに留めることがほとんどだからです。
ワカメちゃん、おめでとう!最初からお父さんの足の間にじっと座って動かなかったあなたがとても印象的でした。


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うめ、ノッティ、チビカ、ルルゥの4頭も里親さんは決まらなかったけど、ARKでは見られない一面が発見でき、社会性を身につけるいい機会になりました。これをステップに運命の赤い糸をみつけようね!


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ARKの活動にいつも暖かいご支援とご協力をいただいているフィールドノートさん、この度も本当にお世話になりました。スタッフ一同、心から感謝申し上げます。

癒しの空間に置かれた服や靴や雑貨は、センスがよくて使うほどに愛着が持てそうな、よりすぐりのモノばかり。(男性や子供のモノも充実しています。) カフェスペースでいただけるパンもとてもおいしく、素敵なお庭を眺めながらいただくことができます。

実は私KK、お買い物もこちらのイベントに参加する楽しみのひとつだったりします。前回はハーブ苗を、今回は靴と帽子を購入しちゃいました。えへへ。 是非、みなさんも足をお運びください♪


FIELD NOTE フィールドノート
tel:0742-36-7227
奈良市四条大路2丁目2-77
営業時間 11:00-18:00 
定休日 毎週月曜日

| 広報・イベント | 23:29 | comments:5 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

フィールドノートの里親会楽しかったです。
2人と3頭の乱入でした。
スタッフの皆様にビンキーを見てもらえて良かったです。
K.Kさんは、ご指摘のとおり私のことも見抜いていましたね。
先住犬2頭との生活も落ち着いてきたので、ぜひARKから1頭をと思い譲って頂いたのがビンキーです。1頭でも救い出せたらと思っていましたが、本当は、ビンキーが私たちに幸せを運んでくれました。
ほんとに今の生活を、姉2頭の犬たちと楽しんでいます。
またビンキーをつれて里帰りします。

| ビンキーの父親 | 2008/05/28 21:28 | URL | ≫ EDIT

うめちゃん、すごい!ですね。
どうしたら、こんな風になれるんですか?
うちのクリは子供の姿を見ただけでかたまります。
大人よりも怖がってるかも?
うちのクリもうめちゃんのようになれるのでしょうか?
5歳にもなってるから、もう無理なんでしょうか?
自分の勉強不足が悔やまれます。

| ももくりママ | 2008/05/29 21:18 | URL | ≫ EDIT

ももくりママさん初めまして。
アークの犬を預かりトレーニングやリハビリをしている者です。
ウメもうちで預かりリハビリをしました。
クリは5歳とのことですが、リハビリは十分可能だと思いますよ。
完全に怖がりを克服するのは難しいとは思いますが、今はよりは必ず良くなると思います。
いきなり高いハードルに挑戦させるのではなく、低いハードルから慣らしていくことが大切ですね。
多くは望まないことですね。
一番大切なことは犬を犬として扱うことですね。
人道的?だとか言って人間の心理で犬に接することをしてはいけません。
あと、人間の気持ちは犬に伝わってしまうということ。
怖がっている犬に大丈夫よ~と声をかけると怖がりは強化されます。
怖がっているときは声をかけたり触ったりしないこと。
ここで触ると噛む子がいます。
これは当然の行為なので人間側が空気をよめなかったことを深く反省すべきです。

ウメは野良犬の子供なので、野生の本能を強化しないようリハビリをしました。
狩猟本能を強化しちゃうと怖がりだけど噛み付く犬になってしまうので、食べ物で釣って芸を仕込むといったことは一切しませんでした。
ウメが寄ってくるまでひたすら待っていました。
寄ってきたら食べ物をそっと差し出すことを繰り返しました。
野生動物と仲良くなる方法ですね。
食べ物を手から食べるようになったらそっと触ってみました。
それも少しずつ。
触られることに慣れてきたら服従性を育むマッサージを行いました。
そのうちに食べ物がなくても寄ってきてマッサージして欲しいと寄ってくるようになり、そうなったら食べ物を一切使わないようにして寄ってきたら声をかけながらひたすらマッサージです。声をかけながらマッサージすると声をかけると喜ぶようになります。決して声を出して叱らないこと。人間から声をかけられる時は必ず良いことがあると教えるためです。
こういったリハビリで人の声を聞いても触っても怖がらなくなりました。とにかく声をかけながらマッサージしまくりました。時間と忍耐と体力が必要ですが、焦らず行うことできっと効果は出てきます。
子犬のウメで2週間かかりました。
成犬ならもう少し時間がかかるでしょう。
昨日できたことが今日できないといったことも当然出てきます。そういう場合は焦らず、できるところまで戻ってそこから始めてあげます。
がんばってください。

| レガの父ちゃん | 2008/05/30 11:36 | URL | ≫ EDIT

レガの父ちゃんさん、ありがとうございます。
家に来てくれたお客さんなどには、わざわざ近づいていくこともあるのですが「かわいい子やなあ、おいで」とか言われたとたんに、うしろずさりしてしまいます。なでなでさせてくれるのは、家族と私の姉妹くらいです。やさしい、いい子なので、みんなに愛される要素はたっぷりだと思うのです。あせらず、無理いじせず、気長にがんばろうと思います。

| ももくりママ | 2008/05/31 20:59 | URL | ≫ EDIT

ももくりママさんのような心構えで接している限り道は開けますよ。
ほんと焦らずクリのペースを最優先してがんばってください。
我が家では怖がりの子に限らず、預かりの子はその子が寄ってくるまでは放っておきます。
環境に慣れる時間は犬によって全然違いますからね。
初めて来た預かりの子はバリケンの扉を開た状態で放っておきます。
喉が渇けば出てくるでしょうし、お腹がすけば出てくるでしょうから。
バリケンから出たからっといっていきなりバリケンを片付けるのではなく、逃げ場も必要ですから最初は逃げ場を与えるためバリケンは置いておきます。
幾日か犬の状態を見てバリケンの扉を閉めます。
こういう感じで犬の状態を見ながら徐々にハードルを上げていきます。
飼い主の感情は犬に伝わりますし、感情はすべてよまれていると思った方が良いです。
犬は飼い主を映す鏡です。
人間があきらめれば犬もあきらめます。
人間が根気よくがんばる限り犬もがんばるんです。
そういう気持ちで預かりをがんばっています。
ももくりママさんもがんばってくださいね。

| レガの父ちゃん | 2008/06/01 02:27 | URL | ≫ EDIT















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