2008.05.20 Tue
チョビくんの事情

ぼくがARKから貰われたのは子犬の頃。
それから8年の歳月が流れました。
ぼくのお父さんはお仕事がうまくいかなくなってしまい、
ぼくらが住んでいた家も手放さないといけなくなってしまいました。

新しい住まいが見つかるまでの間、ぼくはARKに預けられることになりました。
ぼくはお父さんを信じていたので、少しの間離れ離れになっても、辛くも寂しくもありませんでした。
でも、約束の期限が来てもお父さんは迎えに来てくれませんでした。
仕事も住むところも、いろんなことが、うまくいかなかったんです。

お父さんは苦渋の選択をせざるを得ませんでした。
ぼくを手放すことを決心したんです。
そして、新しい里親さんを探して欲しいとARKのヒトに頼んだんだって。

ぼく、いろんな芸ができるんだよ。
「オテ」、「オカワリ」、「フセ」、「マテ」、「マワレ」、「ジャンプ」・・・
8年間、とっても楽しかったから、せっかく教えてもらったこと、忘れたくないんだ。

ARKに出戻ってから覚えた芸もあるんだよ。
8才だって、新しいことちゃんと覚えられるんだよ。

ぼくは家族と過ごしたあの暖かい日々が忘れられない。
だから、『ARKの生活も悪くないさ』なんて、そんな強がり言えない。
ホントに幸せだったから、もう一度、人と一緒に暮らしたい。
新しい家族と第二の犬生を歩みたいんだ!
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