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適切な数とは…

先日、京都に住む動物の預かりボランティアが多頭飼育崩壊になったニュースを目にしました。


「保護」と言っては数を増やしていき、最終的に動物たちを不幸にする。
「アニマルホーダー」はあちこちに存在します。

ライカ20061301
ライカ: 私たちも多頭飼育で楽しく暮らしていたけど、結局、飼い主さんとは最後まで一緒にいれなかった。
理由はそれぞれあるけれど、シェルターに引取られるということは私たちにとって切実な問題よね。


前に、私がビーコンを引取った話を載せました。
アーク代表のオリバーさんにビーコンを引取る話をしたとき
1番に確認されたのが我が家の動物の数でした。

私は元気だし、年齢も寿命はまだ先だろう。
庭もあるし、もう少し動物を引き取れるよ。

そんなことはもちろん言いません。

寿命は誰にもわかりません。
いくら身体が元気でも事故を起こすかもしれません。
今、我が家で暮らしている動物をこれ以上増やすつもりはありません。


バズウッディ19121201
左)バズ: 僕ら仲良しだから良いけど…
右)ウッディ: 一緒に暮らせる数には限りがあるよね~


庭がある?
場所があればいいのか? ということです。
暑い、寒いの負担は大きく、鳴声や臭いもご近所に迷惑をかけるでしょう。
紐でくくられ、行動を制限された犬は幸せ?


積み上げたケージの中に猫を押し込め
飲み食いできる状態を確保したら保護?

みつお20061101
みつお: それは監禁というのでは?


動物を引取ることだけが保護ではない。
今回のニュースを見て、改めて感じました。

無理だな。しんどくなりそうだな。そう思ったら
「飼わない」という選択肢もあります。
これはこれで勇気のいる決断です。

ご自身の年齢や体力を客観的にみることが必要となります。
「飼わない」ことは決して冷酷なことではないのです。

私たちは保護した子達に新しいお家をみつけ、
1匹でも多くの子が新しい家族と出会うように。と願い活動しています。
「それなのにこんなことを言うのは矛盾している」
と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

私たちは譲渡すること(数)だけにこだわっていません。
1番大切なのは「幸せ」になってもらうことです。

ランとスー20061301
左)スー: ここの暮らしを楽しんでるけど…
右)ラン: きっと素敵な家族がお迎えに来てくれるって信じてるよね~

動物たちのために何ができるか?
適切な数を守ること
助けたい気持ちだけに流されず、
心にボーダーラインを引く勇気を忘れずに。。。


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