2013.01.27 Sun
猫らしい猫、フルール。
推定2〜3才の女の子、フルール。

突然とある家の前に現れ、ご飯もあげていないのに玄関前に居座っていました。
猫にうるさい住宅街なので保健所を呼ばれてはいけないと、そのお宅の方が離れた公園へ連れて行ったのにも関わらず、気付いたらまた玄関前に座っていたそう。
仕方なくお家の中に入れてあげたものの、そのお家のお子さんがアレルギーのため飼ってあげることはできず、アークに相談が入りました。
家の前に居座っていたときから人懐っこかったフルール。
玄関から人が出て来るたびにすり寄って来て、お腹を見せて「撫でろ」と催促をしたり、室内に入れてもらってからも、壁を引っかいたりもせず、トイレの失敗もなく、人に飼われていたのは明らかでした。

(ARKに来て2ヶ月の頃。まだ頬がこけてました。)
保護主さんのお話では、保護当初陰部から出血が見られ、病院で”子宮蓄膿症”の可能性が高い、と言われたとのこと。
もし子宮蓄膿症であれば、早く手術をしないと命に危険がおよびます。
急遽引き取りを決め、すぐに病院へ。。。
結局のところ、出産直後のため出血をしていたのでした。
ということは、家で飼っていた猫が子猫を産んでしまったから棄てられたのでしょうか?産まれてすぐに引き離された子猫たちはどうなったのでしょうか。。。
すべて想像を超えることはできませんが、フルールが一度はお母さんになって、子猫たちと離れてしまったことだけは事実です。

「わたしの赤ちゃんたち、どうしたかしら。。。」
その後遺症かは分かりませんが、アークにやって来てからのフルールは猫が嫌いな様子。
母になったのだから、猫との交流がゼロではなかったはず、、、ですが、他の猫との同室はストレスになるため、個室で暮らして行くことになりました。
保護したての子が術後管理や、駆虫のために入るお部屋は狭くて、その狭さがストレスになったのか、自分の毛をむしるようになり、つい最近まで4〜5匹の猫が暮らすお部屋で独り暮らしをしてきました。

「広くて快適だったけど、人通りが少ないのが難だったわ。。」
しかし、いつまでも大部屋を独占しているわけには行きません。
保護依頼の相談は、毎日毎日たくさん舞い込んできます。
そこで今度はオフィスにある個室にお引っ越ししました。
こちらのお部屋に引っ越してから一週間。今のところ、ストレスは大丈夫そうです。
人の通りが多いし、人が大好きなフルールには悪くない場所なのかもしれません。

「スタッフさんたちも、わたしと遊ぶのが癒しになるみたいなの。」
ふつう、成猫が部屋移動をすると、新しい場所に馴れるのに少し時間がかかるのですが、フルールは初日から問題なし!
いつものようにご飯を食べ、いつものように甘え、、さすが修羅場を乗り越えて来ただけのことはあります
でもこの生活が長引いたら、また毛をむしるようになってしまうのではないか、、スタッフたちは心配でなりません。
誰にでも甘えん坊なので、一匹飼いを希望される里親さんには必ずご紹介するのですが、黒いのが悪いのか、興奮すると甘噛みをしてしまうのが悪いのか、爪切りが苦手なのが悪いのか、あと一歩のところでご縁につながりません。。。
黒とはいっても、毛をかきわけると中は白かったりして、なかなかのおしゃれキャット。
「チャコールグレー」なんて言い方もできそうです。

そして何と言っても、フルールのチャームポイントは手の動き!
嬉しいとゴロゴロ言いながらフミフミしたり、なぜか何度も「パァ」を出したり(いつも左手!)、とにかく手先を見ていると飽きません。

食べるだけ食べて、甘えるだけ甘えたら「もうお腹いっぱい」と言わんばかりに箱に入って就寝。
こうなったら突っついても出て来ません。
甘えん坊だけど淋しん坊ではないので、お留守番のあるお家でも大丈夫。
猫らしい猫、フルールの良さが少しは伝わったでしょうか?
実物はもっとかわいいので、ぜひ一度、何度でも、会いに来てくださいね☆

「わたしの赤い糸はどこまで伸び続けるのかしら。。」
★ARK写真展 in 滋賀、土日祝だけのオープンです☆
http://arkbark.net/?q=ja/node/4589
★2月9日(土)は、駒沢にて里親会☆
http://www.arkbark.net/?q=ja/node/2571
★2月10日(日)は、神戸グリーンドッグにて里親会☆ フルールも参加の予定です!
http://arkbark.net/?q=ja/node/1614
★18匹のダックスたち、処方食の「PHコントロール」を食べています。もしお家に余っているものがありましたら、ぜひお送りください!
http://www.arkbark.net/?q=ja/node/4643

突然とある家の前に現れ、ご飯もあげていないのに玄関前に居座っていました。
猫にうるさい住宅街なので保健所を呼ばれてはいけないと、そのお宅の方が離れた公園へ連れて行ったのにも関わらず、気付いたらまた玄関前に座っていたそう。
仕方なくお家の中に入れてあげたものの、そのお家のお子さんがアレルギーのため飼ってあげることはできず、アークに相談が入りました。
家の前に居座っていたときから人懐っこかったフルール。
玄関から人が出て来るたびにすり寄って来て、お腹を見せて「撫でろ」と催促をしたり、室内に入れてもらってからも、壁を引っかいたりもせず、トイレの失敗もなく、人に飼われていたのは明らかでした。

(ARKに来て2ヶ月の頃。まだ頬がこけてました。)
保護主さんのお話では、保護当初陰部から出血が見られ、病院で”子宮蓄膿症”の可能性が高い、と言われたとのこと。
もし子宮蓄膿症であれば、早く手術をしないと命に危険がおよびます。
急遽引き取りを決め、すぐに病院へ。。。
結局のところ、出産直後のため出血をしていたのでした。
ということは、家で飼っていた猫が子猫を産んでしまったから棄てられたのでしょうか?産まれてすぐに引き離された子猫たちはどうなったのでしょうか。。。
すべて想像を超えることはできませんが、フルールが一度はお母さんになって、子猫たちと離れてしまったことだけは事実です。

「わたしの赤ちゃんたち、どうしたかしら。。。」
その後遺症かは分かりませんが、アークにやって来てからのフルールは猫が嫌いな様子。
母になったのだから、猫との交流がゼロではなかったはず、、、ですが、他の猫との同室はストレスになるため、個室で暮らして行くことになりました。
保護したての子が術後管理や、駆虫のために入るお部屋は狭くて、その狭さがストレスになったのか、自分の毛をむしるようになり、つい最近まで4〜5匹の猫が暮らすお部屋で独り暮らしをしてきました。

「広くて快適だったけど、人通りが少ないのが難だったわ。。」
しかし、いつまでも大部屋を独占しているわけには行きません。
保護依頼の相談は、毎日毎日たくさん舞い込んできます。
そこで今度はオフィスにある個室にお引っ越ししました。
こちらのお部屋に引っ越してから一週間。今のところ、ストレスは大丈夫そうです。
人の通りが多いし、人が大好きなフルールには悪くない場所なのかもしれません。

「スタッフさんたちも、わたしと遊ぶのが癒しになるみたいなの。」
ふつう、成猫が部屋移動をすると、新しい場所に馴れるのに少し時間がかかるのですが、フルールは初日から問題なし!
いつものようにご飯を食べ、いつものように甘え、、さすが修羅場を乗り越えて来ただけのことはあります

でもこの生活が長引いたら、また毛をむしるようになってしまうのではないか、、スタッフたちは心配でなりません。
誰にでも甘えん坊なので、一匹飼いを希望される里親さんには必ずご紹介するのですが、黒いのが悪いのか、興奮すると甘噛みをしてしまうのが悪いのか、爪切りが苦手なのが悪いのか、あと一歩のところでご縁につながりません。。。
黒とはいっても、毛をかきわけると中は白かったりして、なかなかのおしゃれキャット。
「チャコールグレー」なんて言い方もできそうです。

そして何と言っても、フルールのチャームポイントは手の動き!
嬉しいとゴロゴロ言いながらフミフミしたり、なぜか何度も「パァ」を出したり(いつも左手!)、とにかく手先を見ていると飽きません。

食べるだけ食べて、甘えるだけ甘えたら「もうお腹いっぱい」と言わんばかりに箱に入って就寝。
こうなったら突っついても出て来ません。
甘えん坊だけど淋しん坊ではないので、お留守番のあるお家でも大丈夫。
猫らしい猫、フルールの良さが少しは伝わったでしょうか?
実物はもっとかわいいので、ぜひ一度、何度でも、会いに来てくださいね☆

「わたしの赤い糸はどこまで伸び続けるのかしら。。」
★ARK写真展 in 滋賀、土日祝だけのオープンです☆
http://arkbark.net/?q=ja/node/4589
★2月9日(土)は、駒沢にて里親会☆
http://www.arkbark.net/?q=ja/node/2571
★2月10日(日)は、神戸グリーンドッグにて里親会☆ フルールも参加の予定です!
http://arkbark.net/?q=ja/node/1614
★18匹のダックスたち、処方食の「PHコントロール」を食べています。もしお家に余っているものがありましたら、ぜひお送りください!
http://www.arkbark.net/?q=ja/node/4643
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