2012.03.28 Wed
ダンキー、幸せ待機中。

今日ご紹介したいのは、シーズーのダンキー君です。
保護当初のダンキー君は暗くて表情がない子でした。
ほとんど全身の毛がなく、皮膚は炎症を起こし赤く腫れていました。
検査の結果、甲状腺機能低下症だったことが判りました。

お薬を飲み始めたら、表情がみるみる明るくなり、意思表示もちゃんとできる子になりました。
被毛だって、数日置きの薬用シャンプーで、今では皮膚炎を患っていたなん信じられないくらい綺麗に生えそろいました。
重度の外耳炎も患っていて、炎症が酷いときは、耳掃除のたびに怒りんぼさんに変身していましたが、今は痛みがないせいか、とてもお利口さんです。

基本的にはシーズーらしくマイペースで物静かな子ですが、おもちゃを見たら一気にテンションが上がります!!
音の鳴るおもちゃをピコピコ鳴らしてるときはチョーご機嫌♪
人と引っ張りっこするのも大好きだし、投げたらくわえて持って来てくれます。

口にくわえているおもちゃを取り上げても、もちろん怒ったりしません。
子犬のように無邪気に遊ぶ姿はとてもかわいくて、いつまでも遊んであげたくなります。
寂しくて鳴く癖がありましたが、今ではそれもなくなりました。

元の飼主さん夫婦が認知症のため、ほとんど放ったらかしの状態だったダンキー君。
ヘルパーさん達のサポートがなければどうなっていたことでしょう。
いろいろな病気がこじれてしまっていましたが、アークで4ヶ月かけて治療をした甲斐あって、今ではほとんど完治に近い状態になりました。
性格的には飼いやすくルックスだってこんなにかわいくても、病気のことや9才という年齢がネックとなって、なかなか里親さんに選んでもらえません。
後からやってきた仲間達を見送るばかりのダンキー君にも、そろそろ幸せの順番がまわってきてほしいです。
| 犬 | 11:33 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑