2011.10.31 Mon
10/30(日)フィールドノートアークサポートフェア☆報告




10月30日(日)は奈良市にあるフィールドノートにて、春と秋、年2回の恒例開催、アークサポートフェアでした。
あいにくの雨でしたが、たくさんの方々が足を運んでくださり、開始時間の11時半には、お客さんがぎっしりでした。
2週間前からパネル展示していた「ARKなしっぽパネル展」と、12月に自主上映を予定している飯田基晴監督作品「犬と猫と人間と」のダイジェスト版も放送しました。
アークからは7頭の個性溢れる精鋭が参戦しましたが、結果からばらしちゃうと、残念ながら里親さんが決定した子はいませんでした。

いきなりの全開ヘソ天写真で失礼します、コマキチです。
まるで休日に家でゴロゴロしてるお父さんやん。
和犬のくせに陽気なゆるキャラ系のコマキチ。
初めての場所で見知らぬ人達に囲まれて場の空気に飲まれる子もいるのに、リラックスしすぎちゃう?

こんなヘン顔も載せちゃお。
怒っているんじゃありません。
超ご機嫌でクネクネダンスしているコマキチ君です♡

そんなコマキチ君のルームメイト、ドリット。
念のためにマナーベルト(ペットシーツを腹巻にしただけ)を装着していましたが、お座敷犬だった彼には無用のはからいでした。
ミステリアスな印象を与えるオッドアイとは裏腹に、どんな人のことも穏やかに優しく受け入れ、犬とも適度に距離を置き、相手にストレスを与えない自然な振る舞いには脱帽です。
大型犬だけど、引っ張り癖もなくてお散歩させやすいし、彼を家族に選んだら、癒しの存在として、家族の帰りが早くなること間違いなしです!

9才だけど、心は少女のキャンデーは、おもちゃに大興奮して遊び、みんなに可愛がられていました。
なぜかザバッちに嫌われてしまい、何度も吠えられて耳をパクパクされていましたが、全く相手にならないらしく、素無視でした。
だけど、りん太のことは気に入らないみたいで、ムカついた顔をしていました。
犬同士の関係って、人間関係と同じで、複雑でおもしろいです。

おもちゃが大好きで破壊行動に熱中しているキャンデーのアンヨ♡

マイペースにご機嫌だったザバッち。
ちっちゃくて、特に誰にも迷惑をかけることもなかったので、存在感さえ薄かったというウワサも。
ちょっと不思議チャンで犬らしくない空気感をお持ちのザバッちですが、8才という年齢を知って興味を失われてしまうあたりが切ないです。

りん太が甘えん坊で人を頼りにするということは、抱っこしてみたらわかります。
手のひらに力を入れて、腕にぎゅってしがみついてくるんです。
アークでは、犬舎の前を通る他の犬に吠えてしまう癖があるけど、里親会ではみんなと一緒でも吠えたりすることなく、毛布にスリスリしてご機嫌アピールしたり、お腹を出して甘えたりして、お利口さんにできました。
甘いマスクとカスタードクリームみたいなきれいな毛色で、結構イケメンだって思うんだけど、なかなかお声がかかりません。

リゾットは小さな女の子に惚れられてしまい、ずっとずっとナデナデナデナデされていましたが、嫌がる様子もなく、たくさんの人に囲まれてもリラックスしていました。
これなら子供さんのいるお宅にも安心しておススメできます。

大人気だったのが、生後3ヶ月のウォッカ君。
スタミナたっぷりのシベリアンハスキーの子犬も、あまりの人気に中盤戦に差し掛かる前にバッテリー切れに。
しかし、ちょっとお昼寝しただけでフル充電が完了し、運動としつけに充てる時間をたっぷり持てる里親さんでないと、もてあましてしまうことが再確認されたのでした。
行きの車内では、車酔いさえなかったものの、ウンチして踏みたくるわデカイ声で文句は垂れ続けるわで散々でしたが、帰りはさすがに爆睡していました。

飛び込み参加のレイちゃんです。
人懐こくてかわいいのに、人間の愛情を独占したいあまり、他の犬に不必要で一方的な敵意をあらわにしてしまうのが難点です。
レイちゃん1匹だけをかわいがってくれるご家庭なら、きっといい家族の一員になれると思います。




9才のキャンデーですが、3ヶ月のウォッカのプロレスごっごに根気強く付き合ってくれていました。
顔への度重なる反則噛みつき攻撃にも、痛みに鈍感なラブの皮膚はビヨーーンと伸びるだけ。
いい加減しつこすぎるウォッカに教育的指導も入れてくれたキャンデーでした。




出店してくださった作家さんやパン屋さんたちからも、それぞれご寄付を頂戴しました。
雨の中、本当にお疲れ様でした。
こんなお天気の中、たくさんの方々が来て下さったのも、皆様のお陰です。
本当にありがとうございました!
支援物資を届けてくださった皆様、ご寄付金をくださった皆様、グッズを購入してくださった皆様、アークに興味を持って雨の中ご来場くださった皆様に、心から感謝申し上げます。
里親希望として、必要書類を揃えて後日アークへ面接に来ることをお約束くださったご家族も数組あり、今後のご縁に期待しています。
今回参加の7頭はそれぞれ味わい深い個性的な名犬ぞろいでしたが、里親さんをゲットできず残念な結果となりました。
気を取り直して、これからもどんどんお勧めするぞーー!!
| 広報・イベント | 20:29 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑