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やったね、ゼリンダ!

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今日はゼリンダがアークを巣立って行きました。
里親となってくださったのは、ゼリンダのお父さん犬、ザラのおうちです。

母犬のザンドラが貰われ、父犬のザラが貰われ、ゼリンダ&ゼルダ姉妹で暮らしているのを紹介したのは、3年前のことでした。
そして、去年の12月にゼルダが貰われて、ゼリンダだけが残っていました。
娘二人のことを、自分の娘が行きそびれているかのように、ずっと気にかけてくださっていたザラの里親さんは、ついに、ゼリンダを家族として迎える決断をされました。

ザラもゼリンダも尻尾フリフリ、お鼻ツンツンして、とても嬉しそうでした。


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もちろん、伝家の宝刀もしっかり継承されています。
いつもと違う状況にテンパっていたゼリンダも、おやつを見せられたとたんにハイタッチを連発していました。
ザラはすでに押され気味でした。
これからこの父娘関係がどうなるか、とても楽しみです。

大きくて、雑種で、人見知りで、恐がりで、いわゆる「貰われにくい」条件が揃っていて、里親さんに紹介したって散歩を拒否ってしまうし、シャイでなかなか素直に感情を出せないゼリンダだけど、そんな彼女が甘えてきたり、テンション上がって遊びに誘う仕草をするとき、愛しくてたまらなくなります。
諦めかけたこともあったけど、待ちに待ったこの日がやっと来ました!
里親さんには感謝の気持ちでいっぱいです!

なす・きゅうにいじめられて、独り部屋で暮らしていたビビちゃんもリホームできました。

辛い事や大変なことがいっぱいだけど、こういう日があるので、私たちは頑張れます!!


フィールドノート「アークサポートフェア」
日時:2011年5月15日(日) 11:30~16:00
場所:FIELD NOTE(フィールドノート)
〒630-8014 奈良市四条大路2-2-77
TEL: 0742-36-7227
FAX:0742-36-7228
http://field-note.main.jp/



| リホーム | 19:35 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

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スノーホワイト☆リホーム、アークで暮らす被災犬達

以前、「スノーホワイトと5匹の子犬」という記事で紹介した、ママ犬のスノーホワイトを覚えていますか?
彼女にも、念願叶って、やっと自分の家族ができました!


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新しいおうちでは、とても緊張していて、ちょっとした物音にびくついていましたが、大きな窓からお庭を興味深そうに眺めたり、新しいお母さんのあとをついて回って、室内を探検していました。
これから自分が頼りにしなければいけない人が誰なのか、わかっているようでした。
おうちの中で暮らすのはきっと初めてのスノーちゃん。
テレビだって見た事ないはずです。

アークに保護された当初のこと、いびつに伸びた爪やこれ以上汚れようがないくらいに汚い体、錆び付いた鎖などから、ずっと外に繋がれっぱなしで生きてきたことは明白でした。
ガリガリに痩せ細っているのに、腹水でお腹だけ膨れて、それでも子育てをがんばっていました。
治療を乗切っても、年齢やフィラリアや人見知りな性格が邪魔をしてなかなか里親さんが決まらずにいました。

そんなスノーちゃんが、深く穏やかな愛情で包んでくれるご家族にやっと巡り会えたのです。
この出会いのために、今日までの日々があったのかな、なんて思ってしまいます。


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東北大震災の被災犬達にも、里親さんや一時預かりさんが次々と決まっています。
今日はチワワのチョッキーにお迎えがありました。
丁度雑誌の取材もあって、たくさんの人に囲まれて写真をいっぱい撮られたチョッキーは不安と緊張でいっぱいいっぱいになっていましたが、これも幸せの第一歩。
新しいお家でがんばるんですよっ!


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アークでの暮らしが続く被災犬達も、がんばっています。
飼主さんの元へ戻れた子たちもいますが、まだまだ一緒に暮らせない子たちが殆どです。

寂しくない様に、不安にならないように、元気と自信をつけさせてあげるため、声かけやスキンシップ、お散歩や遊びなどを通して心のケアを大切にしています。
スタッフだけでは人手が足らないので、ボランティアさんの存在はとても大きく、本当に助かっています。

いつか家族の元へ戻ることができる日まで、責任を持ってお世話にあたらせていただきます。
支援してくださっている皆様の分も。

まだまだこれからも被災動物達の受け入れが途絶えることはありませんし、すべての命を救うことができず、厳しい現実に辛くなるけど、せめて、お預かりした命には、私たちにできるかぎりのことをしたいです。


*震災に関する報告や迷子動物情報、フォスターファミリー募集要項などの各情報は、アークのホームページの「アークニュース」にてご確認ください*


フィールドノート「アークサポートフェア」
日時:2011年5月15日(日) 11:30~16:00
場所:FIELD NOTE(フィールドノート)
〒630-8014 奈良市四条大路2-2-77
TEL: 0742-36-7227
FAX:0742-36-7228
http://field-note.main.jp/

| 未分類 | 19:14 | comments:7 | trackbacks(-) | TOP↑

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4/17(日)ジョージ大阪里親会☆報告

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4月17日(日)はジョージ大阪店で里親会を開催しました。
気候も良いので、今回はグッズ販売ブースをお店の前に設けました。
ショーウィンドウが隠れちゃうことを気にしてた私達に、「そんなの気にするならここでしていいなんて言いませんよ」とおっしゃってくださり、ベストポジションを提供してくださった店長さん。
いつもいつも、快く私たちを受け入れてくださり、本当に感謝しています。

アークのロゴが入ったウインドブレーカーは、支援者さんが個人の寄付として、スタッフ全員分を作ってくださったものです。
動物達のお世話をしていると、引っかかれたりかじられたりするし、消毒液が飛び散って脱色しちゃったりすることも度々で、すぐに服がダメになっちゃいます。
折角のご好意でいただいたお揃いのロゴ入りユニフォーム、大切に使いたいと思います。
本当にありがとうございます!!


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今回の選抜メンバー、じゃじゃ丸ときのえとしめじは、アークでもルームメイトです。

じゃじゃ丸は誰にも愛想が良くて、遊びにきてくれた怖がりのワンちゃんにも上手に接していました。
きのえもたくさんのお客さんに遊んでもらえて、とても楽しそうでした。でも、ごはん貰うときちょっと興奮しすぎやったんちゃう?!
シメジは相変わらずクールビューティでした。自分から愛想を振りまかないで端っこでシレッとしているのに、なぜかいつも注目度が高いシメちゃん。

ペリウィンクルには、開始前に里親さんが決定しました。
前日にアークに来てペリ子を気に入っていたけど、決めかねて帰られた里親希望のご家族が、里親会で他の方に決まってしまう前にと、早々にジョージを訪れ、お話を進めに来てくださったのでした。
電話で済ませず、わざわざお越しくださる程熱意のあるご家族に貰われるなんて、ペリ子は幸せ者だね!!
おうちの準備が整うまで、もうしばらくアークで待とうね。


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ヒカルは到着するなり、ごはんをペロリと完食。
まるで犬みたいな性格のヒカル君は、初めての環境に物怖じすることなく、かまってもらいたくて人がそばに来るたびに興奮してフンフン鼻息が荒くなっていました。
テンション上がって遊びすぎて、途中で疲れて寝ちゃいましたが、またハッとして目覚めて、必死でゴロゴロ言って今までの分を取り戻すかのように人に甘えるヒカルがちょっと不憫になりました。

子猫時代を野良として過ごし、こじらせた猫風邪のせいで左目の瞬膜の癒着があるけど、生活には全く支障はありません。
人が大好きな子なのに、アークではあまり構ってやれなくて寂しい思いをさせているので、一日も早く幸せになって欲しいです。
今回は希望者はなかったけど、あきらめずにご縁を待ちます。


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そして、ミラクルリホームがありました。
スパイスガールにとっても優しいパパとママが決まったのです!!
性格的には、穏やかで協調性があって優しい良い子なのに、弱視という障害のために今まで里親さんに紹介しても選ばれることがなかったスパイス。
今回は予定外の参戦だったため、これぞまさに運命の出会い!
連れて来て良かった! 本当に感激です!!

被災動物のための寄付金箱にも、たくさんの方がご協力してくださいました。
里親希望で来てくださったのに今回は運命の出会いがなかったご家族の皆様、アークでたくさんの子が待っていますので、是非能勢のシェルターへお越しください。
被災動物の一時預かりやボランティアのお申し出も多数いただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

ご来場くださったたくさんの皆様、ほんとうにありがとうございました。
ひとつでも多くの命がセカンドチャンスをつかめるようがんばりますので、これからもどうぞよろしくお願いします!!


ジョージジャパン様には、日頃のご支援のみならず、被災地へのドッグフードのご支援もいただいております。
アーク一同、心より感謝申し上げます。





| 広報・イベント | 00:03 | comments:5 | trackbacks(-) | TOP↑

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ARKなご報告

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おかげさまで、たくさんのご家庭からフォスターファミリー(一時預かり家庭)のお申し出をいただいており、マッチングを進めています。

写真左端のマフィンちゃんも、今週、預かっていただくご家庭が決まりました。
フォスターさんは先住の動物がいるご家庭がほとんどですので、相性のマッチングが大きな課題のひとつです。
マフィンちゃんは里親募集対象の子ですので、今後は里親会などでご縁を探すことになりました。
マフィンちゃんに会いたい方は事前にご連絡をお願いします~♡


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一方、福島で活動しているスタッフは、レスキューにあたったり、被災者さんからのご相談に対応したりと、連日駆け回っていますが、すべての子達を救うことはできず、悲惨で残酷な状況にも数々遭遇しています。

そして、福島でレスキューした動物達は、ボランティアさんのご協力で東京→福島間を陸送、羽田空港→伊丹空港へ空輸、アークへ陸送という形をとっています。

長時間の車や飛行機での移動なので、空港へお迎えに行ってもドキドキです。
荷受け前に大きな鳴き声が聞こえたり、バリケンの中でプリプリ嬉しそうにしている様子を見ると、ひとまず安心します。
体調が思わしくない子は、空輸はせず、中田動物病院さんでの診察を受け、東京アークでフォスターさんを探しています。

こうして、犬達の輸送や治療やできるのも、皆様がお寄せくださった支援金のお陰です。
皆様のお気持ちと様々な形でのご協力が支えとなって、私達は勇気を持つことができ、行動することができています。

震災前から保護している子達の里親となってくださるご家族もたくさん訪れてくださっています。
ひとつ犬舎が空けば、またひとつの命を救うことができます。
本当に本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。


*現地での活動報告や迷子動物情報、フォスターファミリー募集要項などの各情報は、アークのホームページより、ご確認ください*




(最後に、K.Kのひとりごと)
皆様のあたたかいお気持ちに、胸が熱くなります。
賛も否も貴重なご意見として真摯に受けとめ、これからもがんばります!!!

| 未分類 | 00:33 | comments:14 | trackbacks(-) | TOP↑

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キュウリとナスビ

2年前の冬、家人の入院中にあるお宅で火災が発生し、21匹の猫と4匹の犬が焼け出されました。
野菜の名前を付けた猫達は、どの子も性格が良くて、おかげさまで次々と里親さんが決まりアークを巣立っていきました。


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だけど、どうしてキュウリは誰にも選ばれることなく、まだアークに残っているんだろう?
2歳って、飼いやすい年頃だし、小顔で毛色もキレイで、こんなにイケメンなのに。


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悪いけど、ナスビは仕方がないよ。
だって、里親さんが来たって、そうやって上に隠れてちゃ。


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そうそう、降りといで。
甘え上手になれたら、少々ブサイクでも気に入ってもらえるチャンスがあるから。


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キュウちゃんはおもちゃ大好きだから、ノリノリでしっかりアピールできるもんね♡

大丈夫。
里親希望者さんに紹介する時は、最初は内緒にしておいてあげるからね。

キュウちゃんが処方食のPHコントロール食べてることとか、おナスがちょっと身体弱くて目が腫れちゃったりすることとか。
それから、ふたりがグルになってビビちゃんいじめるから、ビビちゃんがひとり部屋に移ることになっちゃったこととか。


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ちゃんと説明するよ。
寂しいの我慢しているから、いじわるになっちゃったり、体調崩したりしちゃうんだって。

ふたりの魅力に惹かれる人なら、きっと理解してくれるから。




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ARKなご報告

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ご見学に里親希望者さん、ボランティアさんなど、今日もたくさんの方々がアークを訪れてくださいました。

ツイッターにもご報告させていただいたきましたが、震災で飼主さんが帰国したために引き取った猫のトチ&ツキに、早くも里親さんが決まり、アークを巣立っていきました。
これからもふたり一緒でよかったね!

そして、10才のシェルティ・アキちゃん、10才のチワワ・クロベエ&猫のザーグも巣立ちました!
こうして貰って下さることで、また新しい命が救われます。

皆様、本当にありがとうございます!


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はじめは人にも猫にも「人見知り」なモモちゃん
トチ&ツキとちょっと仲良くなりかけていたのに、またひとりになっちゃったね。
大丈夫、モモちゃんにも、お迎えに来てくれる家族がきっと現れるから!


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