2011.03.24 Thu
震災レスキュー途中報告
アークニュースにてご報告させていただいたように、宮城県内入りしていた被災動物支援チーム第一陣は大阪と東京に無事帰還しています。
http://drupal.animalrefugekansai.org/?q=ja/node/2922
予定していた登米市の支援物資の集積場には無事に荷物を降ろしました。
その後、仙台へと移動し、二手に分かれて、石巻方面の小さな避難所を回ったり、飼主さんの相談に乗ったり、動物たちの診察にあたりました。


迷子や繋がれっぱなしになっているなどの情報を受けて、動物達の捜索にもあたったのですが、見つけ出すことができませんでした。
漠然とした目撃情報だけでの捜索は予想をはるかに上回り、迷い犬の捜索や捕獲に経験豊富なうちのスタッフでも困難を極めました。
がれきの中は隠れる場所だらけだし、すべてが崩れ落ち流されているため、現地の人ですらどこの何丁目かすらわからず、滞在時間や燃料などの制約の中では、諦めざるを得ませんでした。
見つけてやることができず、悔しさを押し殺して現地を後にしました。
行方不明の愛犬を探すポスターにも、胸が締め付けられます。


飼主さんからの一時預かりもお受けしました。
私達アークを信頼して、動物達を預けてくださった被災者の方々のお気持ちを思うと、言葉に詰ります。
命からがら共に避難することができたのに、離れる決断をせざる得なかったことは、胸を引き裂かれるほど、辛い選択だったと思います。
私だったら、自分が飢え死にしたって離れたくないです。
それを、私たちアークを信頼して、愛する家族を預けてくださったのです。
動物愛護団体として、選択すべき解決策は「連れて帰る」ことだけではないんだと、強く感じました。
これから始まる復興への険しい道のりに、愛する動物達の存在はとても重要だと思います。
離れ離れにならずに支援できる方法があるなら、それに越したことはありません。
大阪オフィスでは、相変わらず震災に関連する電話やメールなどの対応に追われています。
長期化するであろうことを見据えて、現地での足場作りと、被災動物の受け入れ準備を進めています。
衛生面や個々の健康管理と心のケアをきちんと行える体制を整えるのは、それ相応の時間がかかります。
そして、今夜から二度目の現地入り。
メインは前回まわれなかった物資の届きにくい避難所へ支援物資を届けることと、被災した飼主さんと動物達の心のケアです。
今回も、また別の獣医師さんがボランティアとして同行してくださいます。
もちろん、迷子や繋がれっぱなしや閉じ込められたりしている子達のレスキューも覚悟しています。
まだ、始まったばかりです。
http://drupal.animalrefugekansai.org/?q=ja/node/2922
予定していた登米市の支援物資の集積場には無事に荷物を降ろしました。
その後、仙台へと移動し、二手に分かれて、石巻方面の小さな避難所を回ったり、飼主さんの相談に乗ったり、動物たちの診察にあたりました。




迷子や繋がれっぱなしになっているなどの情報を受けて、動物達の捜索にもあたったのですが、見つけ出すことができませんでした。
漠然とした目撃情報だけでの捜索は予想をはるかに上回り、迷い犬の捜索や捕獲に経験豊富なうちのスタッフでも困難を極めました。
がれきの中は隠れる場所だらけだし、すべてが崩れ落ち流されているため、現地の人ですらどこの何丁目かすらわからず、滞在時間や燃料などの制約の中では、諦めざるを得ませんでした。
見つけてやることができず、悔しさを押し殺して現地を後にしました。
行方不明の愛犬を探すポスターにも、胸が締め付けられます。




飼主さんからの一時預かりもお受けしました。
私達アークを信頼して、動物達を預けてくださった被災者の方々のお気持ちを思うと、言葉に詰ります。
命からがら共に避難することができたのに、離れる決断をせざる得なかったことは、胸を引き裂かれるほど、辛い選択だったと思います。
私だったら、自分が飢え死にしたって離れたくないです。
それを、私たちアークを信頼して、愛する家族を預けてくださったのです。
動物愛護団体として、選択すべき解決策は「連れて帰る」ことだけではないんだと、強く感じました。
これから始まる復興への険しい道のりに、愛する動物達の存在はとても重要だと思います。
離れ離れにならずに支援できる方法があるなら、それに越したことはありません。
大阪オフィスでは、相変わらず震災に関連する電話やメールなどの対応に追われています。
長期化するであろうことを見据えて、現地での足場作りと、被災動物の受け入れ準備を進めています。
衛生面や個々の健康管理と心のケアをきちんと行える体制を整えるのは、それ相応の時間がかかります。
そして、今夜から二度目の現地入り。
メインは前回まわれなかった物資の届きにくい避難所へ支援物資を届けることと、被災した飼主さんと動物達の心のケアです。
今回も、また別の獣医師さんがボランティアとして同行してくださいます。
もちろん、迷子や繋がれっぱなしや閉じ込められたりしている子達のレスキューも覚悟しています。
まだ、始まったばかりです。
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