2010.12.27 Mon
スピブとつぐみ

KK宅に居候中のつぐみちゃん。
預かりは、基本的には「うちの子+1頭まで」と決めているつもりでしたが(ケアの行き届く頭数)、訳あって、スピブ君も、里親さんかフォスターさんが決まるまで、うちで暮らすことになりました。
スピブ君の事情はこちら↓
http://www.arkbark.net/?q=ja/node/2704

ぶっちゃんは、つぐみちゃんのことがとても気に入ったようで、甲斐甲斐しく舐めてあげて、遊びに誘って、毎日熱烈にラブコールを送っていました。
でも、つぐみちゃんは他の犬とあまり関わりを持ちたがらない子です。
とにかくもう、ひたすら人オンリーに甘えたい子です。
うちの子が遊びに誘っても無視し続けてきました。
ぶっちゃんの想いにも、ずっと迷惑そうにしていたのですが、ぶっちゃんがうちに来て9日目のこと、その恋が成就したのです。

それからというもの、つぐみは犬と遊ぶ楽しさに目覚めたようで、積極的にぶっちゃんと遊びたがります。
だけど、遊び方がまだ下手で、やりすぎちゃったりするので、軽くケンカになったりすることも。
犬付き合いの上手なぶっちゃんが、そんなつぐみに上手に加減と遊び方を教えてくれています。
ただ大人しくて甘えん坊だったつぐみちゃんに、今まで見たこともない表情や仕草がみられるようになりました。
プレイバウとか、しちゃうようになったりして。
まだなんだかぎこちないけど。
里親会に参加したりとか、「いつもと違う体験」をしたことも、刺激になったのかも。
生まれつきの障害やバベシア症で里親さんが見つからず、動物病院と保護施設育ちの3才のぶっちゃんが、9才まで玄関の外に繋がれてひとりぼっちで暮らしてきたつぐみに、犬と遊ぶことの楽しさを教えてくれたのです。

2頭があんまりにも楽しそうなので、犬が大好きなかもめちゃんも参戦!
今までつぐみちゃんやぶっちゃんをいくら遊びに誘っても、嫌がられ続けていたかもめちゃんでしたが、やっとお楽しみのひと時が…!

…訪れませんでした。
大きすぎて怖がられてるみたいです。
3才のかもめちゃん、遊びの輪に入りたいだけなのにね。。。

つぐみちゃんは、犬に関心の無い子だと思っていたけど、違いました。
ぶっちゃんが犬付き合いが上手なことは知っていたけど、優しい教育係であることには、気づいていませんでした。
つぐみちゃんやぶっちゃんだけじゃないけど、犬って、関わる犬とか、一緒に暮らす人とか、時間とか、環境によって、秘めた無限の可能性を持っているんだってこと、忘れていたかもしれません。
| 犬 | 08:58 | comments:7 | trackbacks(-) | TOP↑