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大切なのは・・・

昨日のアークは、里親面接、見学、ボランティア、支援物資を届けてくださった方などなど、大賑わいの一日でした。
リホームが決まっていた子猫や7才のクマジロウ君のお迎えもあり、嬉しいこともいっぱいでした。

昨日里親さんが決まった子の中で、ランブルスコ君のエピソードをご紹介します。


20100328a_1.jpg
ランブル君は河川敷生活7年以上の野良犬です。
仲間の犬は保健所に捕獲されてしまいましたが、彼だけは生き延び、アークへとたどり着きました。

ランブル君は少し臆病な面があるものの、人に従順で、お世話しているスタッフも太鼓判を押すほどの穏やかで優しい良い子です。
でも、大きめの中型犬で雑種、白内障もあり、肝臓が悪く、定期的な血液検査が必要であり、年齢も推定7~10才。
しかも、フィラリアが重度の陽性。

排泄のマナーもよく、性格や飼いやすさでは、しつけ要らずでお勧めのランブル君ですが、大きな体と年齢や病気の面で、里親さんに紹介しても選ばれる可能性は非常に低いのが現実。

そんな彼を選んでくださった里親さんには、いくら感謝してもしきれません。
他にも紹介した犬はいましたが、「他にも貰ってくれる人がいそうだから・・・」、「私達には穏やかなランブル君がいいかな・・・」と、保護犬への愛護精神と相性を重視して選んでくださいました。

7年以上の野良犬生活の末、やっと幸せを手に入れたランブル君。
昨夜は暖かいおうちの中で眠った初めての夜だったことでしょう。
記念写真の表情もなんだか誇らしげです。

アークに保護されたことがハッピーエンドではありません。
こうして、家族の一員として愛される暮らしを手に入れることこそがハッピーエンドなのです。

同じ河川敷で暮らし、保健所で殺処分された犬達の分も、彼には幸せになってほしい。
老犬や病気を抱える子達が彼のように幸せを手に入れてほしい。
そう願わずには居られません。




*** ウサギのお世話をしているスタッフよりお願い ***

いつもアークの活動にご協力くださりありがとうございます。
最近、ウサギのごはん(ペレットフード)が不足しており困っています。
いつもお願いばかりで恐縮ですが、皆様のご協力とご支援をよろしくお願い申し上げます。

| リホーム | 14:20 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

ランブル君、よかったね。

昨年8月のグリーンドッグさん里親会に参加し、WALL改めプリンの里親にさせて頂き早いもので8ヶ月が過ぎました。里親会では全く目を合わせてくれなかったプリンも、今ではジーッと私の目を見てくれます。一度、あまり長い間、見つめるので「どうしたの?何か言いたい?」と聞くと、プリンの目から正しく真珠のような涙が2~3滴、毛の上を伝って零れるように流れ落ちたことがありました。それを見て私も涙が溢れてきた止まらなかったことがありました。アークにやってくる動物はみんな、それぞれに悲しい過去を背負っているのでしょう。勝手で無責任な人間にどうしようもない憤りを感じます。
ランブル君の里親さんになって下さったご家族の皆様、本当にありがとうございます。私がお礼をいうのも変ですが、里親さん募集の写真でランブル君を見て、ずっと気になって仕方がなかったんです。どの子にもみんな、素敵な里親さんに迎えいれてもらえること日がやってくることを心から願っています。

| ママプリン | 2010/03/29 22:32 | URL | ≫ EDIT

ランブル君、おめでとう おめでとう。
勝手な想像なのですが、写真のランブル君の足がすごく
がんばってきたことを伝えているようで涙がでました。
これからは温かいおうちで温かいご家族の一員となって
ずっとずっと幸せに。


| MM | 2010/04/02 23:03 | URL | ≫ EDIT















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